気になるワードでディグる! 〇〇なMV

気になるワードでディグる! 〇〇なMV

この振り付け、覚えてる? 
DA PUMP、星野 源など、
話題になったMVのダンスに注目!

“ダンスが印象的なMV”と聞いて、いくつ思い浮かびますか? 社会現象を巻き起こすほど世間に知れ渡ったダンス曲も多くある中、“流行りに乗るために振り付けを覚えた!”という方もいるのではないでしょうか。今回は数あるダンス曲の中から、特に話題になった5本をピックアップしました。

「U.S.A.」(’18)/DA PUMP

DA PUMPが3年8カ月振りにリリースしたシングル曲のMVは、今年トレンドの“シュートダンス”を取り入れた振り付けが“ダサカッコ良い”と話題に! 片足でジャンプしながら腕を振るという、一見シンプルなのにどこか中毒性のある動きが病み付きになり、渡辺直美やオリエンタルラジオの中田敦彦などが踊ってみた動画をSNSに投稿するなど、有名人の間でも人気上昇中。“ダサカッコ良い”とはいえ、ユーロビート曲はグループ初挑戦だったにもかかわらず、35年以上前にリリースされたJoe Yellowの楽曲をここまでオリジナルに仕上げるのはさすが。この曲で新たなDA PUMPの魅力が爆発!

「TT -Japanese ver.-」(’17)
/TWICE

日本でも一躍有名になったガールズグループTWICEの人気楽曲「TT」。両手の親指と人差し指を使い、泣いている顔文字“(T_T)”を表現するTTポーズのかわいらしさはもちろん、小顔効果もあることから、SNSを利用する若い女性の間でブームに! 世界版のMVは再生回数が3億回を超え、韓国の女性アーティスト最多記録を更新。また、日本版のMVはティーン世代が大好きな“カラフル”と“かわいい”が詰まった映像で、YouTubeで“TWICE 踊ってみた”と検索すると、文化祭でTWICEの曲を踊った動画が数多くアップされていたりなど、今でも根強い人気を誇っている。

「恋」(’16)/星野 源

2016年、TBS系火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌を主演の星野 源と新垣結衣をはじめとするキャスト陣がドラマのエンディングで“恋ダンス”として踊ったことがきっかけとなり、完コピ動画がネット上で多数投稿されるなど社会現象が巻き起こりました。その踊りやすさを追求するために星野が曲の速さにこだわって作曲したというエピソードもあり、MVでも黄色い衣装を身にまとった女性ダンサーたちがキレの良いダンスを披露。ステージをターンテーブルのように回転させたり、遠近法を使ってギターのネックで踊っているような演出も観どころのひとつ。リリースから2年近く経つ今でもカラオケで盛り上がること間違いなし!

「ダンシング・ヒーロー」
(’14)/荻野目洋子

80年代のバブル初期にヒットした「ダンシング・ヒーロー」が、“バブル芸人”こと平野ノラや、大阪府立登美丘高校ダンス部のバブリーダンス動画が流行ったことで再ブレイク! 今ではすっかりお馴染みとなったイントロのダンスは、当時バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげです。』のコントで生まれた振り付けをアレンジして正式に起用し、荻野目がデビュー30周年を迎えたタイミングで制作されたMVで披露。周りで踊るダンサーたちもそれぞれ細かいアレンジを加えたりして楽しんでいるのが伝わってくる。さらに次の世代へとつなげていきたいナンバーだ。

「恋するフォーチュンクッキー」
(’13)/AKB48

先日、総選挙を大盛況に終え、今年も世間の注目を集めたAKB48。グループ史上最多となる約4,000人のエキストラを迎えての大規模なパレードを行なったこのMVは、指原莉乃がセンターを務めていることからHKT48の地元福岡市と指原の出身地である大分市のゆるキャラも出演! 振り付けはパパイヤ鈴木が“みんなで踊れる”をコンセプトに手掛けており、MV内でも幼稚園児から学生、スーパーで買い物中の主婦、プロレスラー、タクシー運転手などさまざまな人が踊っているシーンが。再生回数は1億回を突破し、“「恋チュン」踊れば、嫌なことも忘れられる”のキャッチフレーズのもと、文化祭などを中心に踊って愛される一曲に!

TEXT:溝口愛奈

OKMusic編集部

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