気になるワードでディグる! 〇〇なMV

気になるワードでディグる! 〇〇なMV
有名人が出演することで話題になるMVもたくさんありますが、中には出演後にブレイクして後々MVが注目されたり、MVを観たことあるのに全然気が付かなかった!なんてものも。今回はそんな有名人が出演している意外なMVをピックアップしました。今ブレイク中のあの人がずっと前から観ていた存在だったりするかも!?

「君に届け」(’10)/flumpool

映画『君に届け』の書き下ろし主題歌となったこの曲のMVに、メインダンサー&バックヴォーカルグループ・超特急のタクヤこと草川拓弥が出演! CDの通常盤ジャケットにも起用され、号泣顔を全面に使用したインパクト大のデザインが話題になりましたね。学校を舞台に撮影されたMVは、冒頭で号泣顔を披露した女の子とタクヤの青春ラブストーリー。校庭で始まったflumpoolのライヴに勇気を振り絞って誘ったり、恋が叶った瞬間の嬉し泣きや想いがあふれ出す熱唱シーンなど、超特急が結成される前の初々しいタクヤの演技を堪能できます。

「I Won't Let You Down」(’14)
/OK Go

斬新なアイデアがいつも話題となる“すごいMV”でお馴染みのOK Goが日本を舞台に撮影したMV。ディレクターはPerfumeのPVなどで知られる関 和亮が担当し、振付には振付稼業 air:man、そしてPerfumeが撮影スタッフとしてカメオ出演を果たしている、なんとも日本フィーチャーな作品。コンセプトにある“史上最大のワンカット”の通り、傘を使ったコレオグラフィーや息の合ったダンスに空撮など瞬きする間がないくらい緻密に制作されています。ちなみにPerfumeの「Pick Me Up」のMVにはOK Goがマネキンとして出演しているのでこちらもチェックを!
■「Pick Me Up」(’15)/Perfume
https://youtu.be/vhfYis6VuXY

「invitation」(’06)/柴咲コウ

ドラマ『タイヨウのうた』の主題歌となったこの曲は、柴咲コウの10枚目のシングル。MVには、2018年3月に最終話を迎えたドラマ『アンナチュラル』への出演が記憶に新しい俳優の窪田正孝がフレッシュな学生役で出演。柴咲が飛ばしたメッセージ入りの紙飛行機をきっかけに、ヒロインの女の子を探してとにかく走る! 途中、柴咲が窪田の背中を押すシーンがあったりと、この楽曲が想い合うふたりに勇気を与えているような仕上がり。昼下がりに薄っぺらい鞄を抱えている画は夏休みっぽい雰囲気もあり、連絡を取り合うのではなく想いのままに走りぬく姿からは懐かしさも感じる。

「Choo Choo TRAIN」(’08)/EXILE

「Choo Choo TRAIN」と言えばお馴染みの振り付けがMVではあまり映っていないことも意外だったが、2018年1月で芸能界を引退した元ももいろクローバーZの有安杏果がキッズダンサーとして出演しているという驚きの事実が! 2008年発売のベスト盤『EXILE CATCHY BEST』に収録されるタイミングで新たに撮影されたMVで、当時の有安を2:35のところで発見しました。同曲と「銀河鉄道999」のMVは2曲でひとつの作品になっており、荒廃した世界をEXILEと子供たちが“歌と踊り”で救うストーリー。「銀河鉄道999」でも有安を発見したので、ぜひ探してみては?

「喜びの唄」(’03)/斉藤和義

2003年にリリースされた斉藤和義の23rdシングル「喜びの唄」のMVに、今からおよそ15年前のマツコ・デラックスが出演! 以前から“マツコなのでは?”と話題になっていたが、斉藤が音楽番組に出演した際に明かされたという。今とは違ったマツコの白髪カツラ姿にも驚きだが、哀愁漂う映像の主人公にインパクト大のマツコを選んだ発想と、マツコが打ったピストルの弾が当たった外国人女性の胸が膨らんでいくという謎のストーリーもかなり気になる。マツコ然り、今MVに出ている名前も知らない俳優やモデルが、いつか話題の超有名人になるかも!?

TEXT:千々和香苗

OKMusic編集部

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