気になるワードでディグる! 〇〇なMV

気になるワードでディグる! 〇〇なMV

これはこれで夏っぽい!?
砂漠&砂丘を舞台にした、
超特急、WANIMA、ハチのMV

2週にわたって公開された“びしょ濡れになりながら歌うMV集”とは打って変わって、今回は砂漠&砂丘を舞台にしたMVをピックアップ! 夏らしくプールで水を浴びながら演奏していたWANIMAや、5段階のびしょ濡れ度で星4を獲得した超特急も、今回は炎天下の中でパフォーマンスを繰り広げています。これはこれで夏っぽい5本をご堪能ください!

■びしょ濡れになりながら歌うMV集<第一弾>
https://okmusic.jp/news/282109
■びしょ濡れになりながら歌うMV集<第二弾>
https://okmusic.jp/news/283824

「Drive」(’18)/WANIMA

乗っていたハイエースが故障してしまい、砂漠の中を歩くこととなったメンバー3人が口ずさむこの曲は、俳優・東出昌大と新田真剣佑が出演する映画『OVER DRIVE』の書き下ろし主題歌。寄り道をしながら人気のある街を探し、荷物持ちのジャンケンに負けて大荷物になったFUJI(Dr&Cho)を手伝ったりと素のようなやりとりを交えて3人が協力し合いながら歩む姿を描いている。撮影場所は海外であることしか公表されていないが、街を見つけると洋服店を覗いて現地の衣装にチェンジ! その姿で砂漠の風景をバックにした演奏シーンも大迫力だが、ラストでKO-SHIN(Gu&Cho)が裸でらくだに乗っている場面も気になるところ。笑いを入れつつ、どんな時も前向きなWANIMAの魅力がたっぷり注ぎ込まれた映像に仕上がっている。

「the other end of the globe」
(’17)/GLAY

日本唯一の砂漠である伊豆大島の裏砂漠を舞台にしたこのMVは、なんと言っても広大な風景をまるごとGLAYのステージとした堂々のパフォーマンスが観どころ! ドローンを使って撮影されたシーンは開放感があり、照明のような夕焼け空も見事な美しさ。TERU(Vo)が大きな岩に上がって歌う姿もこのMVならではだろう。撮影時に急にヒョウが降ったが、臨場感を求めてそのまま撮影を実行したというカットもあり、大自然をそのまま演出にしてみせた奇跡的なMVだ。YouTubeではショートバージョンのみの公開なので、全編はアルバム『SUMMERDELICS』のG-DIRECT限定Special Editionに付属のBlu-rayをチェックしてほしい。

「最後の星」(’16)/ACIDMAN

2016年に発表したシングル「最後の星」のアーティスト写真とその前のアーティスト写真を比較していくと“メンバーがどんどん遠ざかっている!?”と、SNSを通じて本人にも届くほど話題になったのも記憶に新しい。そのアー写同様の真っ白な景色はアメリカ・ニューメキシコにある石膏でできた白い砂漠“ホワイトサンズ”。2012年に1日限りで上映されたドキュメンタリー映画『ACIDMAN scene of “to live”』にもあるように、チリ、ボリビア、上海と7カ国以上をACIDMANとともに旅した映像作家・柿本ケンサクがMVを手掛けている。絶景が広がる大地で大木伸夫(Vo&Gu)が生命の美しさと儚さ、歩み続けることへの願いを込めた歌詞を祈るように歌う姿が印象的だ。きれいな画も相まってACIDMANが訴え続けてきた、生きることへの切実な想いがしっかりと伝わってくる。

「砂の惑星 feat.初音ミク」(’17)
/ハチ

米津玄師がボカロP時代の“ハチ”名義で初音ミクの10周年を記念して製作した「砂の惑星」は、ニコニコ動画にてMVを公開するとわずか6日5時間19分の最速で再生数がミリオンを突破! 歌詞にはハチの「マトリョシカ」やryoの「メルト」などのボカロブームに火を付けた有名曲のパロディーが隠れていたり、鋭い目つきの初音ミクが謎の集団を連れて歩く謎めいたストーリーも話題となった。ボカロP出身の米津がハチとして現在のボカロシーンを見つめた時の皮肉や、彼にとっての“ボカロ=遊び場”のイメージを砂漠で表現したMVからは、シーン再燃への願いと並々ならぬ情熱が感じられる。観れば観るほどさまざまな考察が生まれるのでリピート必至!

「Seventh Heaven」(’16)/超特急

砂漠を使ったMVは壮大でピリッとした雰囲気のものが多い中、曲調の変化が激しいこの曲のMVはギャップが決め手のユニークな仕上がり。“生まれ変わっても、愛してる”をテーマにしたアルバム『Dramatic Seven』のリード曲で、まずは中田島砂丘で撮影された愛を求めて砂漠を彷徨うシーンからスタート。“七つの大罪”の動物をモチーフにした衣装をまとってクールなダンスを披露するが、タカシの《愛が動き出す》のフレーズで一転。テンポアップとともにスタジオでのダンスシーンに場面が変わり、手でハートマークを作る“愛愛ダンス”とお得意の変顔を連発! 意味が分からないくらいの急展開が楽曲にメリハリを付けているけれど、このお茶目なダンスを観てからだと、その後の砂丘のシーンでも笑ってしまうのはそういう仕掛けなのでしょうか…。超特急ならではのダサカッコ良さで砂漠や砂丘のイメージまでも変えちゃっています。

TEXT:千々和香苗

OKMusic編集部

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