気になるワードでディグる! 〇〇なMV

気になるワードでディグる! 〇〇なMV

SHISHAMOの夏フェスや
ポルカドットスティングレイの
ワンマンなど
ライヴ映像を使用したMV特集

2018年6月のEX THEATER ROPPONGI公演で撮影されたポルカドットスティングレイの「パンドラボックス」をはじめとする、ライヴ映像を使用したMVを5本集めました。フェスやワンマン、ホールやライヴハウスなど、バンドによってさまざまな表情を見せるライヴ。MVに収められた観客の反応やその一体感を観て、思わず足を運んでみたくなるのでは?

「NEW WALL」(’16)/[ALEXANDROS]

現在上映中の映画『BLEACH』の主題歌と挿入歌を書き下ろし、8月16日にはZOZOマリンスタジアムにて初のスタジアムワンマンを開催したことでも話題の[ALEXANDROS]。ご紹介するのは2017年に開催された幕張メッセ公演の模様を収めたライヴMVで、映像作品『We Come In Peace Tour & Documentary』に収録されたもの。2016年に公開された同曲のMVでは壁に向かって演奏をしていたが、ライヴ版ではより動的になり、ファンの顔や手が映し出されることで熱気や興奮も伝わってくる仕上がりだ。画面右側に歌詞が表れることで一緒に歌えたりと一体感を疑似体験できるだろう。また、舞台裏が覗けるツアーのドキュメンタリー映像も見逃せない。

「君と夏フェス」(’14)/SHISHAMO

ONE OK ROCKなどのMVを撮影したフカツマサカズ監督によるこのMV。主役を務める上原実矩は、2018年8月現在で3作のSHISHAMOのMVに出演しており「君と夏フェス」では初めて彼氏と夏フェスにやって来た女の子を演じている。ライヴに思わず熱中する女の子の様子や、《ずいぶん前のほうに来ちゃってたみたい》《うつむく私の隣に君が》など主人公の行動と歌詞が連動している点が見どころだ。少年少女の微妙な関係や感情の動きが、フェスを通して変化し恋が実っていく様子が丁寧に描かれている。撮影をした『VIVARA ROCK 2014』では一番小さいGARDEN STAGEへの出演だったが、2018年の出演時は一番大きいSTAR STAGEに出演していることも特筆しておきたい。

「カミツレベルベット」(’15)
/SKY-HI

日高光啓(AAA)のソロとして活動しているSKY-HIが2015年3月に開催した『SKY-HI TOUR 2015~Ride my Limo~』の最終日、赤坂BLITZ公演の終演後に行なったライヴ撮影会にて、ファンが実際に撮影してSNSに上げた動画や画像を使って制作されたMVだ。その斬新なアイデアにファンからは“音楽愛・ファンへの信用を感じた”という意見も寄せられ、SNSが発達した現代だからこそ映える仕上がり。それぞれの画像から、ファンがどんな視点でライヴを鑑賞しているのかが分かる部分も観どころ。発想の勝利とも言えるし、この発想に至るにはやはり“愛情”が不可欠。ライヴに参加しなかったことがちょっと悔しくなる。

「パンドラボックス」(’18)
/ポルカドットスティングレイ

ディレクターを三森すずこや関ジャニ∞などのMVを手掛ける井上 強、シナリオをヴォーカル&ギターの雫が務めている。ライヴの模様をそのままMVにするのではなく、観客の全員がアイマスクを付けて“半泣き黒猫団員”として出演することで、バンドのコミカルながらも闇のある世界観と一体化しているようだ。無表情という演出ながら演奏を聴いて思わず笑顔になりそうなのを堪えているファンの表情も伺える。雫は椎名林檎のファンを公言しており、音楽性はもちろん、MVからうかがえる完璧主義さ、力んだ時の歌い方など、随所にリスペクトや小さな共通点を見出せるだろう。

「宝石になった日」(’16)
/BUMP OF CHICKEN

2016年リリースのアルバム『Butterflies』の収録曲「宝石になった日」は、カルピスウォーターのCMソングに起用されていたことでも印象に残っている人が多いのでは? 同曲のMVには藤原基央(Vo&Gu)デザインのキャラクター・ニコルのぬいぐるみがさり気なく登場。バンプにとってライヴ映像を使ったMVは今作が初めてで、ファンの女の子を主軸に、渋谷の街とライヴの情景がフラッシュバックのように行き来する。女の子はずっと笑顔でいるわけでもなく、友達と合流するまでひとりで歩く様子や別れたあとの背中から、少し孤独な雰囲気を感じる。

また、BUMP OF CHICKENは2018年2月に開催のさいたまスーパーアリーナ公演のライヴ映像を使用した「ray」のMVも公開中。2014年発売アルバム『RAY』の収録曲として愛されてきたこの曲のライヴパフォーマンスもあわせてチェックしよう!

TEXT:辻瞼

OKMusic編集部

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