ジン ひぃたん『世界観の情景』
- 第14回 『世界観の源』 -
唄では表現し切れない、濡れ出る世界観を絵に納める。この連載では、自分の内面を改めて見直すという意味も込めて、見てくれる皆様に敢えて絵の解説をしてみようと思う。
ずっと、頭の中に景色がある。
それはもう、本当に小さい頃から。
その景色の中は海だったり山だったり草原だったり崖だったり空の中だったり森の中だったり湖だったり、と
基本的には自然の中の景色で、
それ等に共通しているのはとても静かな事と、人間が手付かずの原風景みたいなものである、ということ。
まだバンドを組む前、日本全国行くまでは世界のどこかにそんな景色があると信じていたけれど、
少なくとも日本には無い、という事がわかった。
それからは、色んな素材(自然の景色の中を散歩したり、本を読んだり、映画を見たり、写真を眺めたり)を使って、頭の中の原風景を留めておこうとしている。
この絵の中にある、樹の下の土の部分、色んな模様が描いてあるところは、私の人間としての生活の部分を表している。
それ等はとてもカラフルで、うるさく、生命力に満ち満ちている。
そしてそれを養分にし、広がりを見せているのが私の頭の中の世界だ。
もっと絵が上手く描けたら
もっと忠実に頭の中の世界を抽出できるのに、と口惜しく思う。
それはもう、本当に小さい頃から。
その景色の中は海だったり山だったり草原だったり崖だったり空の中だったり森の中だったり湖だったり、と
基本的には自然の中の景色で、
それ等に共通しているのはとても静かな事と、人間が手付かずの原風景みたいなものである、ということ。
まだバンドを組む前、日本全国行くまでは世界のどこかにそんな景色があると信じていたけれど、
少なくとも日本には無い、という事がわかった。
それからは、色んな素材(自然の景色の中を散歩したり、本を読んだり、映画を見たり、写真を眺めたり)を使って、頭の中の原風景を留めておこうとしている。
この絵の中にある、樹の下の土の部分、色んな模様が描いてあるところは、私の人間としての生活の部分を表している。
それ等はとてもカラフルで、うるさく、生命力に満ち満ちている。
そしてそれを養分にし、広がりを見せているのが私の頭の中の世界だ。
もっと絵が上手く描けたら
もっと忠実に頭の中の世界を抽出できるのに、と口惜しく思う。