中野坂上デーモンズが年末年始に下北
沢で新作2作品を連続上演
顔も面白いし、センシティブすぎて面白いし、描く絵も面白い。
そしてヒゲはやし気味なお顔とアンバランスなクリクリな瞳がまたかわいい。
舞台作品は、彼の内面と共に揺れ動き続けてますが、それがまたいい。
そろそろなんじゃないでしょうか? 松森くんの中に溢れる面白が結実するのは。
もう先に言っておきます。 初スズナリでの大成功、おめでとう!
モヘーとは、ひょんな事で、ひょんな所で、ひょんな風に知り合った。「ひょんなやつだなあ」と思うべくして思った。当然であろう。
モヘーは「ひょんなやつ」に違いなく「あらかじめ頭の打ちどころが余りよくない風」にみえたりもするが、「高貴なキチガイの擬妖精」という見立てが、妥当にして正当かもしれない。
この文を書くため「園っ、」という作品の録画を観せてもらった。
「うそのつき方」に迷いがない。その代わり「うそのつき方」以外、迷いだらけの、コンコンチキなセカイである。
脳光速になりそうなスピードの会話の応酬や、チンコの取り扱いは、実にスガスガしい。そして、寄る辺のない、不可思議な「残尿感」が、全てを包む。パンパンに膨れて破裂しそうなのに、中には、なーんにも入ってない「このウチュウ」のような、何かを猛烈に信じてるくせに、全くなにも信じていないような、でたらめのようにみえて実はデタラメな、因果律が横滑りして床ずれを起こしかけているような、トカトントンでトンチキなコントンセカイ。かと思いのほか、至極マジメで倫理的な風情もあり。
で、「で」であります。
なにか「取り返しのつかないこと」やってくれそうな、かつてみたことのない「新種のチンコ」に遭遇出来そうな、生死(スペルマ)をかけた世紀(性器)の大茶番が体験出来そうな、そんな予感と畏れと期待で、ボクの陰脳は、パンパンに膨れて破裂しそうです。
どうか、こんなつまんねえ金環食の巷に、トビキリわけのわかんねえ、取って置きの異物を混入してやってくださいませ。
へま、おそれずに。
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