劇団papercraft、オンライン公演『今
日のどこかで』が上演決定

2020年6月26日（金）～28日（日）劇団papercraftのオンライン公演『今日のどこかで』が上演されることが決定した。

papercraftは、脚本家の海路（みろ）が主宰する劇団。papercraftとは紙で作る模型のことであり、脚本が舞台になる工程に似ていることから、命名された。旗揚げ公演『悩めるサンタと下り酒』を4月30日（木）～5月6日（水）に予定していたが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の広がりを受け、公演を延期に。代わって5月4日（月）～6日（水）に初となるオンライン公演を行っていた。

本公演は、Zoomを利用して行われ、公演時間は約50分。作・演出は海路、出演は、和久井大城、朝長ゆきの、磯崎みずほ、笑里。料金は無料、ただし事前予約制となり、各回先着限定40名となっている。海路のコメントは以下のとおり。

海路コメント

前回のオンライン公演で多くの反響を頂いたこともあり、この度その第二弾を企画させて頂きました。
よくリモート演劇は劇場に及ばない、という声を耳にします。
この公演はそんな方にこそ観て頂きたいものとなっております。
舞台でもドラマでもない、新しいジャンルの芝居としてご覧になって頂ければと思います。

『今日のどこかで』あらすじ

この物語は実話を基にしている。
90年代初頭から中頃にかけて、全国で大量に不思議な赤ちゃんが発見されました。
初めは単なる捨て子だとして保護されるも、違いました。
全く同じDNA配合を持った人間が、既にこの世の中に存在したのです。
それ以降、私達の存在は秘密にされ、不要不急の外出を禁じられてきました。
そんな私も24歳になりました。未だに自分が何者なのかは、知りません。
ただ、人間の友達ができました。
これはそんな私達と人間の３年間の物語。