【AYABIE】『TOUR’11 「SUMMER DIV
ER」』2011年8月30日 at 赤坂BLITZ
結成1年を待たずに行なわれた二度目の全国ツアーのファイナル。特殊効果あり、4人のダンサーも登場し、最後は銀テープが舞い…と、もはやスケールはアリーナ級の演出。エンターテインメント性の高いステージで観客を楽しませたことは言うまでもないが、やはり基盤のバンドサウンドでしっかり勝負していたことが印象深い。大振りでダイナミックなKENZOのドラム、見た目からは想像も付かないインテツの屈強なベース、ソロで異彩を放つタケヒトのギターによって楽曲の厚みがさらに増しているように思う。加えて、夢人のヴォーカリストとしての存在感やパフォーマンスも馴染み、メンバー4人のカラーがひとつに重なり、いっそう輝きを強めていた。周りの環境やタイミング、さまざまな要素が今の彼らに追い風となっているが、本人たちのモチベーションの高さと実力があってのこと。改めてそう感じるライヴであった。
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