【AYABIE】『秋の感謝祭』2010年10月
22日 at Shibuya O-EAST
彩冷えるーayabieーからの脱退劇に始まり、沈黙を守ってきたAYABIEのヴェールが紐解かれるライヴ。夢人・タケヒト・インテツ・KENZOがいるバンドという以外の情報はない。ヴォーカルは? 楽曲は? いろいろな憶測が飛び交う中、序盤から攻撃的なバンドの姿を目撃することになった。よりバンドサウンドを強く押し出した楽曲の数々は全て新曲。タケヒトの高らかに伸びるギター、インテツの勇ましさが増強されたベース、KENZOの繊細かつリズミカルなドラムに加え、多用に活用される打ち込み。それらが大きな波となり会場を飲み込む。これまでギタリストだった夢人だが、“大切なバンドを続けるためだったら”とのことで歌うことを決心。周りを笑顔にする持ち前の明るさを感じさせ、温かな歌声を聴かせるのだった。AYABIEは、恐ろしいぐらい刺激的だ。今後の動きを見逃すことはできない!
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