【Hilcrhyme】『HILCRHYME TOUR 201
3 “LIVE A NOVEL”』2013年3月30日
at Zepp DiverCity Tokyo
ニューアルバム『LIKE A NOVEL』を引っ提げて展開してきた、全国ツアー『HILCRHYME TOUR 2013“LIVE A NOVEL”』の最終公演。挑発的かつ攻撃的なリリックでHilcrhyme としての意思表明をする「NOISE」で幕開けると、まるで一本の小説のストーリーを追うように6 人のダンサーを交え、同アルバムが曲順通りに再現されていく。そんな中、TOC(MC)がアルバムの1曲目はプロローグだったものの、最後にエピローグがないことに触れ、“エピローグとは今日、書き足すものだと思ってます”と語った。そして、叙情的な「蛍」やDJ KATSUがサンプラーやエフェクターを叩いて音色を操る「Fake City -Instrumental-」などを曲順通りに披露し、ラストの「LIFE IS GOOD」へ。ハートフルなメッセージがフロアに投げかけられ、アットホームなコール&レスポンスが場内をひとつにした…が、ライヴはまだ終わらない! アンコールは定番曲で盛り上がる中、彼らのレギュラー番組『週刊Hilcrhyme』を生披露! また、LUVをゲストに招き、TOCにとって初めてのフィーチャリング参加楽曲「one Piece feat.TOC from Hilcrhyme」が披露されるというサプライズも! その直後のMC ではTOCが今後の自身の活動として、今年はフィーチャリング参加や単独の活動を精力的にやっていくことを伝え、それはHilcrhymeを強くするためだと話した後、“必ず日本武道館にみなさんを連れていきます!”と力強く宣言したのだった。ライヴのグランドフィナーレは「想送歌」。《大切なあなたへ この歌を残そう》というフレーズが観客ひとりひとりの胸に届けられ、それがエピローグとなってアルバム『LIKE A NOVEL』の物語であり、ツアー『LIVE A NOVEL』が終焉の時を迎えた。
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