G-FREAK FACTORY 茂木洋晃×高崎 cl
ubFLEEZ 本多裕和
- the Homeground 第18回 -
長年音楽に携わってきた“同士”であり
、ともに歩んできた“仲間”
clubFLEEZ
よくある話ですが、バンドマンとしてライヴハウスに入り浸り、アルバイトをする流れから今に至ります。ありがたいことにロックオンリーな人生です。生まれも育ちも群馬県、ちなみに飛行機には乗ったことがありません(笑)。
住所:〒370-0828
群馬県高崎市宮元町17番地スカイビルB1F
電話番号:027-345-7571
http://www.clubfleez.com/
G-FREAK FACTORYとの出会いは、いつ頃でしたか?
20年前、まだ高崎 clubFLEEZが前橋市にあった頃になります。当時は各バンド、ブッキングからの出演が多かったのですが、彼らは初出演がイベントでした。
店長 本多裕和さん
出会った時の第一印象は?
メンバーとは年齢も近いのですが、聴いている音楽や見ているビジョンがまったく別ものでした。当時はインターネットがまだまだの時代で、“目に見えるものが全て”という感じだったので、いろいろな物事が一気に覆されました。群馬県においてのバンド主体の複合カルチャーイベントという文化は彼らよりスタートしたと言っても過言ではありません。
では、今現在のG-FREAK FACTORYに対する印象は?
このバンドのパイオニア感は止まることを知らないのでしょうか? 同年代として常に刺激をもらっています。
G-FREAK FACTORYの高崎 clubFLEEZでの初のライヴについて覚えていますか?
2004年2月1日、clubFLEEZが高崎市に移転した際の最初のオンステージは彼らでした。ちなみに、前橋 clubFLEEZ閉店のラストを飾ったのも彼らでした。
今までで一番印象に残っているライヴは?
前橋 clubFLEEZの時になりますが、終演後ヴォーカルの茂木がステージより倒れ込んだまま動かなくなり…極度の酸欠だったみたいです(笑)。
改めて、G-FREAK FACTORYの魅力はどういうところだと思いますか?
やはり“ライヴ主義”を貫き通しているところですかね。だからこそ、CDを聴いた時のその臨場感はハンパないです。
G-FREAK FACTORYはイベントを自ら開催して、地元群馬を盛り上げていく活動をしていますが、身近な目線から見てどのようなことを感じていますか?
昔からいろいろなことを一緒に作ってきましたが、“群馬でやるならこうする!”“自分たちならこうやる!”“仲間やオーディエンスを大切にする!”というぶれない精神を常に感じさせてもらっています。この土地にはそういったサンプルはなかったので、“誰かがやらねば”“やってみなければ”という高いハードルを今も超え続けていると思います。そして、その行動や言動は数多くの人々に“可能性”という言葉を与え続けています。
そういったイベントの開催に関する面で、お互いに影響を与え合っていると思っていることはありますか?
“群馬(地元)に対する熱量”ですかね。ライヴハウス単体として発信できることは限られていますので、それをアーティストが常に背負って活動をするということは恩恵としか考えられません。
他に影響を受けていると思うことは?
自分が知る限り、昔の群馬のインディーズバンドは鎖国的な状況でしたが、それを切り開いたのは彼らでした。群馬のバンドがツアーを行ない、各地の仲間とまた群馬に戻って来るというのは今では普通のことかもしれませんが、この地においては彼らが先駆者でもあります。そして、“地元”“故郷”“ライヴハウス発信”というキーワードを大切にすることを我々ライヴハウスだけではなく、地元バンドにも今もなお多大なる影響を与えてくれています。
G-FREAK FACTORYなど長年活動をしているバンドを見てきた上での仕事のこだわりについて教えてください。
“ローマは一日にして成らず”“継続は力なり”“日々努力”。一番難しいことかもしれませんが、これしかありません!。
では、高崎 clubFLEEZにとって、本多さんにとって、G-FREAK FACTORYの存在とは?
長年音楽に携わってきた“同士”であり、ともに歩んできた“仲間”でもあります。
本多さんから見たG-FREAK FACTORYの推しポイントベスト3を教えてください!
1、音楽(各々の内なるものをフィルターなしで表現している究極の音楽)。2、生き様(可能性という言葉を常に具現化している現実)。3、仲間(分け隔てなくともに歩んでいこう!という昔から変わらない精神)です。
最後に、G-FREAK FACTORYにひと言お願いします!
まだまたたくさんの名曲を! まだまだたくさんの感動を! そして、まだまだたくさんの奇跡を! 我々ライヴハウスは待ち望んでいます!