70年代ロック・シーンを代表するアーティスト、イーグルス。【photo:Jim Shea】

70年代ロック・シーンを代表するアーティスト、イーグルス。【photo:Jim Shea】

イーグルスが世界初許諾、日本映画と
のタイアップに「デスペラード」

9月25日公開の映画『十三人の刺客』のオフィシャル・コンセプトソングとして、イーグルスの名曲「デスペラード」が世界で初めて正式にタイアップ許諾されたことが分かった。
本格時代劇の大作として国内外から注目を浴びている映画『十三人の刺客』は、『おくりびと』など数々の名作を手掛けた中沢敏明と、『ラストエンペラー』などを手掛ける国際的プロデューサーのジェレミー・トーマスが共同プロデュースを行い、監督は三池崇史(『クローズZERO』シリーズ)が担当。
キャストも役所広司を筆頭に、山田孝之、伊勢谷友介、伊原剛志、松方弘樹、そして松本幸四郎、稲垣吾郎、市村正親といった豪華な布陣となっている。
同映画では、暴政の限りを尽くす将軍の弟・松平斉韶(なりつぐ)を討つために送り込まれた13人の刺客が、総勢300人超の軍勢に対して壮絶な大殺陣を繰り広げており、命を燃やして己の道を全うした姿を通して、真の男達の生き様が描かれている。

一方、イーグルスの「デスペラード」は、世界中で多くのアーティストにカヴァーされており、日本でもコブクロが8月25日発売のカヴァーアルバム『ALL COVERS BEST』で初披露する他、Superflyも過去に作品として発表しているように、日本を代表する旬なアーティスト達も世代を超えてリスペクトを寄せるバラードの名曲である。

映画サイドとしては、単なる「時代劇」という概念を超え、戦う男達の姿を通じて幅広い世代の男性達に熱い気持ちを届けたいという想いから、映画の世界観と合致したイーグルスの名曲「デスペラード」を劇場予告編やテレビCMなどで使用することを希望。ジェレミー・トーマス自らも動き、熱烈オファーを出していた。

今まであらゆるCMや映画などのタイアップのオファーを全て断っていたイーグルスだが、映画サイドの熱意が彼らの心を動かし、世界で初めてタイアップの正式許諾が実現。7月17日から公開される劇場予告編をはじめ、“オフィシャル・コンセプトソング”として同曲が使用されることとなった。

今回のの決定を受けて、三池崇史監督は
『これは、「この映画の奇跡の始まり」だと感じている。13人の真の勝負はここから始まる。お見逃しなく。』とコメントを寄せている。

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