ジャニーズWEST、新曲映像はなぜ“昭
和テイスト”に? ドタバタ家族コメ
ディの狙いを読む
(参考:ジャニーズWESTはキスマイの好敵手に? ブレイクの可能性を検証する)
先駆けて、MVの様子がメディアで紹介されているが、テーマは架空のバラエティ番組『ズンドコパラダイス』を大家族に扮したメンバーが見るというもの。キャストは、濱田崇裕→お父さん、中間淳太→お母さん、藤井流星→職人風お兄さん、桐山照史→ギャル風お姉さん、重岡大毅→優等生風お兄さん、小瀧望→末っ子(幼稚園児)、神山智洋→ペット(黒猫)と、少しずつ彼らのキャラクターを反映している配役がおもしろい。
家族(グループ)をまとめようとするのに、結局は熱々の鍋の具を食べさせられ、いわゆる“身体を張ったイジられ芸”に身を投じるお父さん(濱田)。子どもたちの愛のムチャぶりに笑顔で応えるペット(神山)&暴走しがちな家族をしっかり止めるお母さん(中間)。曲の魅力を伝えるだけではなく、ジャニーズWESTというグループをまだよく知らない人にとっては、メンバー間の関係性さえも見えるような映像になっている。
さらに、架空のバラエティ番組『ズンドコパラダイス』が昭和テイストという点もポイントだ。彼らのファンである世代には新鮮に感じられること。そして親世代にも懐かしさと親しみやすさを印象づける。まさに世代を越えて楽しめるMVになっているのだ。
ジャニーズWESTといえば、2013年末に発表された4人でのデビュー発言から、メンバーの強い意思で現在の7人体制にこぎつけたというアツいエピソードを持つ。それだけにメンバー感の結束力、作品に対する全力感がほかのグループよりも強く感じられる。そんな仲間意識の強さや、ストイックな姿勢が「今どきの若者」より「昭和テイスト」に親和性が高いのかもしれない。
彼らが主演を務める舞台『なにわ侍 団五郎一座』(1月31日迄)も、故・榎本健一さんを筆頭に著名な喜劇人が出演した舞台『雲の上の団五郎一座』をモデルにしたもの。若い女性から、おばあちゃん、おじいちゃんまで、老若男女問わず愛されるグループになる要素を秘めているといえるだろう。2015年、新春コンサート、主演舞台、そして新曲発売と好調なスタートダッシュを決めた彼らに今後も注目したい。(佐藤結衣)
先駆けて、MVの様子がメディアで紹介されているが、テーマは架空のバラエティ番組『ズンドコパラダイス』を大家族に扮したメンバーが見るというもの。キャストは、濱田崇裕→お父さん、中間淳太→お母さん、藤井流星→職人風お兄さん、桐山照史→ギャル風お姉さん、重岡大毅→優等生風お兄さん、小瀧望→末っ子(幼稚園児)、神山智洋→ペット(黒猫)と、少しずつ彼らのキャラクターを反映している配役がおもしろい。
家族(グループ)をまとめようとするのに、結局は熱々の鍋の具を食べさせられ、いわゆる“身体を張ったイジられ芸”に身を投じるお父さん(濱田)。子どもたちの愛のムチャぶりに笑顔で応えるペット(神山)&暴走しがちな家族をしっかり止めるお母さん(中間)。曲の魅力を伝えるだけではなく、ジャニーズWESTというグループをまだよく知らない人にとっては、メンバー間の関係性さえも見えるような映像になっている。
さらに、架空のバラエティ番組『ズンドコパラダイス』が昭和テイストという点もポイントだ。彼らのファンである世代には新鮮に感じられること。そして親世代にも懐かしさと親しみやすさを印象づける。まさに世代を越えて楽しめるMVになっているのだ。
ジャニーズWESTといえば、2013年末に発表された4人でのデビュー発言から、メンバーの強い意思で現在の7人体制にこぎつけたというアツいエピソードを持つ。それだけにメンバー感の結束力、作品に対する全力感がほかのグループよりも強く感じられる。そんな仲間意識の強さや、ストイックな姿勢が「今どきの若者」より「昭和テイスト」に親和性が高いのかもしれない。
彼らが主演を務める舞台『なにわ侍 団五郎一座』(1月31日迄)も、故・榎本健一さんを筆頭に著名な喜劇人が出演した舞台『雲の上の団五郎一座』をモデルにしたもの。若い女性から、おばあちゃん、おじいちゃんまで、老若男女問わず愛されるグループになる要素を秘めているといえるだろう。2015年、新春コンサート、主演舞台、そして新曲発売と好調なスタートダッシュを決めた彼らに今後も注目したい。(佐藤結衣)
リアルサウンド