明日の「新・BS日本のうた」“セリフ
入り演歌＆ポップス熱唱”に島津亜矢
、藤あや子、山内惠介、三山ひろし、
松原健之ら

【渡辺アナによる見どころ紹介】 舞台は神奈川県座間市。「古今東西名曲特選」では、乙女の淡い恋心が描かれた小柳ルミ子さんの「恋の雪別れ」を岩本公水さんがドラマチックに歌い、松原健之さんが冬の抒情歌として知られる高英男さんの「雪の降る街を」で自慢の“クリスタルボイス”を輝かせるなど、寒い冬の季節だからこそ聴きたい名曲が沁みてきます。そうした中、“熱唱”で会場をわかせるのが山内惠介さんと三山ひろしさんのお二人。曲は氷川きよしさんの代表曲の一つ「白雲の城」です。イントロが流れると、会場に駆けつけたファンの皆さんから驚きと喜びが入り混じった歓声が……。三山さんは平成16年に故郷の高知県で開催された「NHKのど自慢」でこの曲を歌い、グランドチャンピオン大会へ出場しました。一方の山内さんは「兄弟子である氷川さんの『白雲の城』を歌うのは実は初めてで、すごく身が引き締まる」と本番前に曲への思いを語る姿が印象に残っています。お二人の思いがあふれるステージ、注目です。 さて！　番組のお楽しみスペシャルステージは「名曲フルコース！歌の彩り」と題して、島津亜矢さん、藤あや子さん、山内惠介さん、三山ひろしさんをはじめとした歌名人の皆さんに名曲を“料理”していただきます。“前菜”として美空ひばりさんの「人生一路」で始まる歌のフルコースはとにかく豪華！　番組ならではの歌手の皆さんの共演を味わえるのも魅力です。「セリフ」などの“味つけ”が入ったり、コミカルなやりとりなどの“スパイス”が入ったり!?　何より今回は、東海林太郎さんの「名月赤城山（昭和14年）」から、沖縄のバンドHY（エイチワイ）さんの「366日（平成20年）」まで、年代もジャンルも……さまざま（座間）!?　な歌を堪能できます。私が青春時代によく聴いていた「366日」を島津さんと藤さんの歌声で聴けるとは思いませんでした。失った恋を忘れられない切ない歌詞が素敵なこの歌は演歌好きの皆さんの心にも響くはず！　演歌歌手が歌うポップスをきっかけに若い世代の皆さんにも演歌・歌謡の魅力を感じていただきたい。そんなことを思いながら舞台袖で浸っていると……収録をした神奈川県が誇るスター「サザンオールスターズ」の「勝手にシンドバッド」で一気に会場のボルテージが急上昇！　歌手の皆さんが躍って煽って弾けるステージに、〈今 何時？〉のコール&レスポンスも大盛り上がりです。そのほか、ご出演の皆さんのファンに人気の隠れた名曲も披露していただくなど、曲ごとに歌手のコンサートにおじゃましたような気分も味わえるという聞き応えあり、見応えありのステージは…星3つです！　しっかりお腹を空かせて、放送をお楽しみください。

「新・BS日本のうた」は日本人の心に深く残る歌の数々、多くの人々の支持を集め長年親しまれている「日本のスタンダード・ナンバー」ともいうべき名曲を紹介する、音楽番組です。