帝劇『Act ONE』開幕~HiHi Jets、美
少年、7 MEN 侍、少年忍者が自分た
ちの魅力を最大限に訴求【ゲネプロレ
ポート】
まず登場したのは、“Freedom”がテーマのHiHi Jets。ポップな世界観のもと、「BOOOOOST UP!!!!!」をパワフルに歌って踊り、会場のボルテージをグッと上げた。ジュニアのメンバーを交えたローラースケートによるパフォーマンス、息のあった和太鼓演奏など多彩なスキル魅せ、トークでは自由なやり取りや和気あいあいとした仲の良さで和ませてくれる。
7 MEN 侍は、砦のようなセットとスモークの中から登場。“Wild”というテーマの通り、猛々しいパフォーマンスで客席を煽りながら自分たちのペースに巻き込んでいく。一方、子供達に楽器演奏を教えるシーンでは優しいお兄さんの表情も見せる。しっとり聞かせる弾き語り、新曲の「Chaos Killer」などのバンドパフォーマンスもあり圧巻のステージを展開した。
続く美 少年は“Beauty”をテーマにパフォーマンスを披露。ヤンチャな雰囲気が強かった2グループから雰囲気ががらりと変化した。洋館を思わせるセット、王子様のような衣装の「Beautiful Love」からスタートし、王道アイドルらしさ全開の歌とダンスを繰り広げる。途中からは衣装を和風に変え、和傘なども使用してしなやかで美しい和のパフォーマンスでも魅せてくれた。
最後に、少年忍者が“Passion”というテーマで熱量たっぷりなステージを作る。21名という人数の多さ活かした迫力あるダンス、次々に披露されるアクロバットやセットを使ったパルクールなど、どこをに目を向けても楽しいショーになっていた。新曲の「Dreamers」は自らが振り付けを行ったそう。21名のユニゾンやソロパフォーマンスでグループの個性を存分に発揮している。
全グループのショーに盛り込まれているのが、本作のテーマ曲である「Act ONE」。HiHi JetsはEDM、7 MEN 侍は弾き語り、美 少年は和風、少年忍者は新曲のOvertureと、それぞれのカラーが出たアレンジで楽しませてくれる。4グループが全く違う方向性でアプローチしているだけでなく、それぞれが約20分間の持ち時間の中で緩急をつけているため、飽きることなくあっという間に時間が過ぎていった。また、自分たちのパフォーマンスに対する自信や苦悩を等身大の言葉で伝え、ぶつかり合いながら切磋琢磨する姿に胸を打たれる。
SPICE
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