ダ・カーポ、結成50周年を迎え地元横
浜で記念コンサート開催

今年デビュー50周年を迎えたフォークグループのダ・カーポが、11月7日(火)グループ結成の地である神奈川県横浜市みなとみらいホールで記念のコンサートを行った。本記事ではオフィシャルレポートをお届けする。
ダ・カーポは1973年「夏の日の忘れもの」でデビュー。その後、「結婚するって本当ですか」「宗谷岬」「野に咲く花のように」などの楽曲がヒットした。今年で35回目の開催になるダ・カーポ主催のコンサートは毎年年1回神奈川県内のコンサート会場で開催している。

今回開催したみなとみらいホール・小ホールの記念コンサートには以前からのファンに加え、初めてダ・カーポのコンサートに訪れたファンも多く見かけられ、総勢420名が駆けつけ、開演のベルがなりダ・カーポが登場すると暖かい拍手が沸き起こった。

第一部の1曲目は新幹線の窓から見える、アマチュア時代に活動の拠点としていた西谷(横浜市保土ヶ谷区)を舞台にした曲「15秒の風景」から始まり、1973年にリリースしたデビュー曲「夏の日の忘れもの」、ダ・カーポの大ヒット曲となった「結婚するって本当ですか」を披露。

その後、過去に6曲、NHK『みんなのうた』で放送された曲の中から「宗谷岬」「よこはま詩集」、アニメ『名探偵ホームズ』の主題歌の「空からこぼれたStory」アニメ『地球へ…』主題歌「地球(テラ)へ…」を披露し、最後にデビューして50年、結婚して45年。これまで何度も危機を乗り越えてやってきました、これからも夫婦仲良く頑張っていきたいと思います。と豊富を述べ「ベストパートナー」で第一部を締めくくった。

休憩を挟み第二部が始まるとダ・カーポの娘でフルート奏者の榊原麻理子の演奏で「ボルデル」「赤とんぼ」を披露しその後、ダ・カーポの二人がステージに合流して榊原広子がMCを担当しているNHK–FM『音楽遊覧飛行』に寄せられたメッセージを紹介。その後、童謡の「赤い靴」「砂山」「月の砂漠」を披露した。

その後、今年6月にリリースしたデビュー50周年記念アルバム『未来への贈りもの 〜今日がいちばん若い日!〜』から、初孫誕生の喜びを表現し、ずっと見守っていきたいというメッセージが込められた「Méméのワルツ」、ウクライナ情勢を題材にし、平和の祈りを込めた「青空とヒマワリの旗の下に」、“今この瞬間が一番若い日!、昨日には戻れないので今を楽しみ生きていきましょう!”と同世代に向けた応援ソング「今日がいちばん若い日!」を披露し、本編が終了した。

会場からアンコールの拍手がおこると、再びステージに登場し「70歳からの明日」、「野に咲く花のように」を披露。たくさんの拍手に見送られ終演となった。

ダ・カーポ結成50周年の活動は今後も続き、11月29日(水)には5枚組CD-BOX『ダ・カーポ 大全集ベスト』の発売の予定があり、コンサートは11月22日(水)にはつかいち文化ホール(広島廿日市市)11月23日(木・祝)にアスピラート 3F音楽ホール(山口県防府市)12月3日(日)に佐野市文化会館大ホール(栃木県佐野市)でも開催が決まっている。

<第35回 デビュー50周年記念 ダ・カー
ポコンサート〜今日がいちばん若い日!
〜>

2023年11月7日(火)神奈川・みなとみらいホール
[ セットリスト ]
・第一部
1. 15秒の風景
2. 夏の忘れもの
3. 結婚するって本当ですか
4. 宗谷岬
5. よこはま詩集
6. 空からこぼれたStory
7. 地球(テラ)へ…
8. ベストパートナー
・第二部
9. ボルデル(ピアソラ)
10. 赤とんぼ
BGM 星形のペンタス
11. 赤い靴
12. 砂山
13. 月の砂漠
14. Méméのワルツ
15. 青空とヒマワリの旗の下に
16. 今日がいちばん若い日!
アンコール
17. 70歳からの明日
18. 野に咲く花のように

アーティスト

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