水森かおり、出身地でメモリアルコン
サート「特別な気持ちになります」

水森かおりが9月25日(月)東京・北区の北とぴあ・さくらホールで<水森かおり メモリアルコンサート~歌謡紀行~>と銘打ったコンサートを開いた。
宮崎県を舞台にした最新シングル『日向岬』がロングヒット中で、3枚組BOX『水森かおり CoverBox vol・I~時代を彩る名曲たち from 歌謡紀行~』&最新アルバム『歌謡紀行22~日向岬~』も好セールス中の水森かおり。

毎年、デビュー日の9月25日に行っている恒例の<メモリアルコンサート>で、これまでは東京・中野サンプラザホールで開催してきたが、同ビルが建て替えることになり、今年は水森が生まれ育った「東京・北区」にある同ホールで行うことになったもの。

開演前、公開リハーサルで報道陣向けに昨年大みそかの紅白で着た桜色のドレス姿で前作シングル「九十九里浜」と、新しい衣装で新曲「日向岬」の2曲を披露した水森は「いつもと違って、緊張感みたいなのがほぼないんです(笑)。本当に地元なので、知り合いの方が自転車で行くとか、歩いて行くとか聞くと……(笑)。でも、アットホームな感じでいいですね。いままでの中野サンプラザは、ついにこの日が来たかとか、また大きな舞台に立つのかという緊張感とドキドキ感が襲ってきていました。もちろんいい意味でなのですが、今回はそういったプレッシャーみたいなものを感じずにやれそうな気がしますし、幕が開いた瞬間が楽しみです」と笑顔を見せた。

今年8月31日に50歳の誕生日を迎え、「50歳という節目の年になったので、そういう年にこの北とぴあでメモリアルコンサートができるのもいいですね。私たちの成人式は、昭和48年生まれは第二次ベビーブームで、子どもが多かったため、その年だけ3つの会館にわかれて成人式を挙げたので、北とぴあではやれなくて残念な思いをしました。デビュー3年目でファーストコンサートをやったのもこの北とぴあでして、その後、何度かコンサートではこのステージに立っていますが、この北とぴあは特別な気持ちになります。50歳になって? 自分が50歳って、不思議な感じがしますね。これからは、すてきな60歳になるための充実した10年を過ごしていきたい」と目を細めた。

また、「今年も紅白を目指すか?」という記者からの質問には「そういう時期がまた今年もやって来たのかとドキドキする毎日ですが、もちろんその大きな舞台を目指して、スタッフや応援してくださる皆さんと一日一日を大切に過ごしてきたので、まだまだ気持ちを引き締めて、また夢の舞台に立って歌えることを目標に頑張っていきたい」と話していた。

会場には熱烈なファンが詰めかけ、満席の中、新曲「日向岬」でオープニングの幕を開け、1995年9月25日発発売のデビュー曲「おしろい花」をはじめ、シングルヒット作品から「ひとり薩摩路」「安芸の宮島」「伊勢めぐり」、昭和の名曲カバーから「北国行きで」(朱里エイコ)、「真赤な太陽」(美空ひばり・ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)、「真夜中のドア~Stay With Me~」(松原みき)、「東京ブギウギ」(笠置シヅ子)、「ブルー・ライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)、「憧れのハワイ航路」(岡晴夫)などを歌唱。

後半は、再びオリジナルヒット曲から「鳥取砂丘」「釧路湿原」「東尋坊」「九十九里浜」など全27曲を熱唱し、最後まで客席を楽しませた。

(提供:サンニュース)

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