中島みゆき、48枚目のシングル「心音
(しんおん)」をリリース キャリア
初のアニメ映画主題歌

中島みゆき48枚目のシングルで、初のアニメ映画の主題歌となった「心音(しんおん)」が、9月13日(水)にリリースされた。
「心音(しんおん)」は、『呪術廻戦』『進撃の巨人The Final Season』『この世界の片隅に』などのヒット作品を手掛けるアニメスタジオMAPPA初のオリジナル劇場作品で、岡田麿里監督の最新作『アリスとテレスのまぼろし工場』のために書き下ろした新曲。初のアニメ映画主題歌であり、初のアニメジャケット、初のアニメミュージックビデオと“アニメ初づくし”の作品となった。昨年2022年の秋、中島の前作アルバム『世界が違って見える日』の撮影中に、普段から中島みゆきの歌を愛聴する岡田監督がダメ元でオファー。「アニメ?なんで、私に?」と一度は首をひねった中島が台本を読んで一転、「最後まで読み終わらないうちに、どっぷりと岡田麿里様の“しもべ”になっていた」と岡田監督の紡ぎ出す物語の虜になり、書き下ろした1曲となっている。
CDジャケットはシングル初のアニメ・ダブルジャケット仕様となっており、表のスリーブジャケットは岡田監督曰く、「心音(しんおん)」の“未来へ 未来へ 君だけで行(ゆ)け”と歌われているサビを聴きイメージして描き下ろされた映画本編にはないオリジナルのイラストで、謎の少女「五実」の涙をたたえた瞳と朝日が象徴のジャケット。インナージャケットは「心音(しんおん)」のタイトルを聞いて真っすぐたどり着いたという主人公の1人、「睦実」の憂いのある表情が描かれた映画本編のワンシーンが描かれている。
また、映画『アリスとテレスのまぼろし工場』のオリジナルサウンドトラックも同時発売。ジャケットは5月のMAPPA STAGE 2023の際に発表された主人公の1人「五実」の後姿のティザー・ヴィジュアルを使用した仕様。サウンドトラックは、脚本、監督を務めた岡田麿里の細やかな心理描写の積み重ねによって生み出される深い人間ドラマを、横山克による映像に寄り添うシンフォニーで再現。サウンドトラックの最後には中島みゆきが歌う主題歌「心音(しんおん)」も収録されている。シングルもサントラにも特典が色々用意されている。
中島みゆき コメント全文
ゲームもアニメもさっぱりわからない中島に、御注文をくださるとは、なんでなの?と謎な気持ちで、届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。岡田麿里様は、中島の絶大なる「推し」です!
スタジオで初めて岡田麿里様にお目にかかった日は、ただもう中島は物陰から、じぃっとお姿を拝見するばかり。一瞬だけ駆け寄って「この台本、好きです!」と言うのが精一杯でした。まるで中学生の片想いレベルです。
後日うちのスタッフがCDジャケットの描き下ろしまでお願いしたと聞いて、中島は血の気が引きました。なんという厚かましいお願いでしょう。中島、ひれ伏して御礼申し上げるばかりです。

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