ももすももすの
『きゅうりか、猫か。』
- #19 凪良ゆう/汝、星のごとく -
シンガーソングライターの“ももすももす”が、音楽・アート・映画・書籍など、毎月好きな芸術作品を紹介する連載コラム。
こんにちは、ももすももすです。
最近は夏風邪を拗らせてしまって、内向的な生活を送っています。
日差しの眩しさと反比例するようなわたしの心はとても扱いづらいけれど、面白いといえば面白いような気がするので、嫌いにならないようにしています。
そんな中、具合は悪いながらも、身体を引き摺り起こして新曲を書きました。
そんな自分が、つくづくミュージシャンだなと思って、可笑しかったです。
連載をお休みしている中、レコーディング期間がありました。
レコーディングしている時が一番自分の作りたいものと向き合う時間で、それは過去の自分の悲しみを成仏させるとともに、未来の自分への贈り物を作っているような気分になります。
そう思うと、わたしにとっての音楽は、なによりも大切で、かけがえのないものだなあという気持ちになりました。
今回の制作では、今まで一緒に音楽を使ったことがなかった人とも力を合わせたので、刺激的な現場になりました。
さて、今日紹介するのは、凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」という小説です。
この物語では、自分にとって何が正しいのか、それを突き通すことの意味、人を愛するということにもたくさんの種類があるということを、考えさせられました。
最近は夏風邪を拗らせてしまって、内向的な生活を送っています。
日差しの眩しさと反比例するようなわたしの心はとても扱いづらいけれど、面白いといえば面白いような気がするので、嫌いにならないようにしています。
そんな中、具合は悪いながらも、身体を引き摺り起こして新曲を書きました。
そんな自分が、つくづくミュージシャンだなと思って、可笑しかったです。
連載をお休みしている中、レコーディング期間がありました。
レコーディングしている時が一番自分の作りたいものと向き合う時間で、それは過去の自分の悲しみを成仏させるとともに、未来の自分への贈り物を作っているような気分になります。
そう思うと、わたしにとっての音楽は、なによりも大切で、かけがえのないものだなあという気持ちになりました。
今回の制作では、今まで一緒に音楽を使ったことがなかった人とも力を合わせたので、刺激的な現場になりました。
さて、今日紹介するのは、凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」という小説です。
この物語では、自分にとって何が正しいのか、それを突き通すことの意味、人を愛するということにもたくさんの種類があるということを、考えさせられました。
わたしは、人を愛するのことを得意としているのですが、それは慈愛に近く、傷つくことがありません。そんな愛し方が、あまり好きではなくて、悲しいとか嬉しいとか、感情の機微を欲しがってしまう自分がいます。
でもなかなか出来なくて、一人ぼっちだけれど、本当の意味の一人ぼっちではない現状があります。それはとても幸せだけれど、たまに人を愛して傷付きたくなる気持ちになって、ないものねだりだなと思います。
だって、傷付けば曲が生まれるからね。
いつまでもミュージシャンなももすでした。
でもなかなか出来なくて、一人ぼっちだけれど、本当の意味の一人ぼっちではない現状があります。それはとても幸せだけれど、たまに人を愛して傷付きたくなる気持ちになって、ないものねだりだなと思います。
だって、傷付けば曲が生まれるからね。
いつまでもミュージシャンなももすでした。
■ももすももすの『きゅうりか、猫か。』一覧ページ
https://bit.ly/3fHyept
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