L→R SHIRAHAN、KARASU、RYO、YUMA

L→R SHIRAHAN、KARASU、RYO、YUMA

【SHARE LOCK HOMES
インタビュー】
自分たちの持ち味を
いかに表現するかを考えて制作した

投稿動画の総再生回数が5,000万回数以上、遠藤正明や影山ヒロノブなどのバックダンサーも務めた経験を経て、2020年にメジャーデビューしたSHARE LOCK HOMESが、TVアニメ『ニンジャラ』エンディングテーマ「天晴れ!エクストリーム忍者」を配信リリースした。アニメタイアップは念願だったというメンバー。子供や海外ユーザーも含めた全ての『ニンジャラ』ファンに向けた、こだわりの制作について語ってもらった(KARASUは体調不良のため欠席)。

“この言葉は使えるかも!?”と
メモしながらゲームをプレイ

TVアニメ『ニンジャラ』の新エンディングテーマとして「天晴れ!エクストリーム忍者」が放送されています。初のアニメタイアップということで、どんなお気持ちでしょうか?

RYO
僕らとしては、マイクを持ち始めた頃からずっとアニメのタイアップが欲しいとみんなで話していたので、その夢をようやく叶うことができ、チームもメンバーもみんな大喜びです。結成して17年ですから、17年越しの夢が実現しました!
YUMA
17年前はJAM Projectのメンバーでもある遠藤正明さんの専属バックダンサーをやっていて、「勇者王誕生!」などアニメ『勇者王ガオガイガー』のテーマソングや戦隊ヒーローの『爆竜戦隊アバレンジャー』の楽曲に合わせて踊っていたわけです。当時の僕らとしてはアニソンを自分たち自身の楽曲として歌うことは憧れでしたから、それが叶えられてすごく嬉しいです。それに遠藤さんは兄貴として慕っている方で、ご飯に連れて行っていただいたり、ご自宅に招いてくださったり、とてもお世話になっていて。やっとご恩返しができるかなって。

アニメタイアップが決まった時は、すぐ遠藤さんにすぐ連絡を?

YUMA
いえ、まだしていないです。放映されてからにしようと思っていて。その報告をする瞬間、きっとめちゃくちゃ緊張するんでしょうけど。
SHIRAHAN
これまで曲はたくさん出してきて、アニメ以外のタイアップはちょこちょこやらせていただいたんですけど、タイアップがついていない曲は“こういうこともできますよ”って、アニメタイアップを意識して作った曲もたくさんあるんです。そういう地道にアピールを続けてきた結果が、今回の『ニンジャラ』につながったんだと思います。

アニメで流れているエンディング映像の印象を教えてください。

SHIRAHAN
初めて観た時、シンプルに嬉しかったです。初めてCDになったとか初めてMVを録ったとか、年数を重ねると“初めて”のことがだんだんなくなりますけど、久しぶりに“初めて”を味わえたのもあって、すごく興奮したし新鮮な気持ちになりました。
RYO
キャラクターが曲に合わせて踊ってくれているところは感動しました。
SHIRAHAN
ガムを膨らませてパンッとなる『ニンジャラ』ならではのシーンもあって、そういうところは“これだよ、これ!”って感じで嬉しかったです。
YUMA
実は僕らのMVでも、SHIRAHANがガムを膨らませるシーンがあるんですけど、全然膨らまなくて。
SHIRAHAN
『ニンジャラ』みたいに膨らませたかったんですけど、ピンポン球くらいにしかならならなかった(笑)。

もともとは“踊ってみた”出身でダンサーであるみなさんが、自分でマイクを持ち歌うようになったきっかけは何だったのですか?

RYO
ダンスチームとしてさまざまなアーティストの方のバックダンサーを務めさせていただいていたんですけど、バックダンサーはあくまでもバックだから、もっと自分たちがメインとなれるステージをやりたいと思うようになったんです。それにはダンスだけではなく、いろいろなかたちで自分たちのことを発信したいと思って、パフォーマンスの幅を広げるためにもマイクを持ったほうがいいんじゃないかと。実は結成して間もない頃から、そういう展開を話していました。
SHIRAHAN
最初は洋楽のダンス曲で踊っていたんですけど、ニコニコ動画で“踊ってみた”というシーンがあることを知って面白そうだと思って、動画投稿したのが始まりで。
YUMA
もう10何年も前の話ですけどね。それでボーカロイドの曲で踊るようになったり。今も踊っていますけど。

でも、ニコニコ動画っぽくない人たちですよね。

RYO
それは未だにすごく言われます(笑)。
SHIRAHAN
逆にそれがハマって面白がってもらえたところもあって。悪目立ちもするんですけど、界隈の中にいるとすごく目立つので、それで目に止まってもらえることもあって。
RYO
歌い手や踊り手のイベントに出ると、“変なやつらがいる”“怖そうな奴らがいた”って毎回ザワつかせてしまうという(笑)。
SHIRAHAN
見た目はこれでも、心はずっとオタクですから。その気持ちを忘れずやってきた結果が今です。

「天晴れ!エクストリーム忍者」は圧倒的なダンストラックにラップ、カッコ良さと面白さがあり、和と忍者の要素もあるわけですが、曲を作るにあたってアニメを観たり、過去のテーマソングを聴いたりしました?

SHIRAHAN
はい。その上で忍者という共通コンセプトは意識しつつも、なるべく他のアーティストさんと被りがないように、自分たちの持ち味をいかに表現するかを考えて制作しました。

原作となっているゲーム『ニンジャラ』もプレイしたんですか?

RYO
もちろんです。歌詞のワードはアニメだけじゃなく、ゲームの中からも拾ってきましたし。“この言葉は使えるかも!?”ってメモしながらゲームして。
YUMA
世界観が特殊ですから、やっぱり触ってみないと分からない部分が大きくて。絵が可愛いし、イメージとして子供向けなのかなと思ってやってみたら、全然大人もハマれるゲームでした。『APEX』とか『フォートナイト』と変わらない奥深さとスリルがあります。
SHIRAHAN
そのうちメンバーで対決する配信でもやろうかと。
RYO
それまで隠れて練習します。
YUMA
今なら俺が無双します!

ゲームもがっつりやり込んで、今回のエンディングテーマに臨んだと。

YUMA
アニメも最初は『忍者ハットリくん』みたいな感じだろうと思っていたんですけど、全然違いました(笑)。アニメは忍者とサイバーな世界が融合したみたいな感じで。
SHIRAHAN
大人ものめり込むことができる内容だったので、最初はびっくりしました。
L→R SHIRAHAN、KARASU、RYO、YUMA
SHIRAHAN
KARASU
RYO
YUMA
配信シングル「天晴れ!エクストリーム忍者」

OKMusic編集部

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