世界屈指の室内オーケストラ、ハイド
ン・フィルハーモニーが全国6公演の
来日ツアーを開催

2023年6月27日(火)東京を皮切りに、ウィーン・アイゼンシュタットを拠点とする世界屈指の室内オーケストラ、ハイドン・フィルハーモニーが全国6公演の来日ツアーを行う。
ハイドン・フィルハーモニーは、1987年の東西冷戦中「オーストリア、ハンガリー両国選りすぐりの音楽家を集め、共に演奏することで国境を克服しよう」という考えのもと、巨匠アダム・フィッシャーによって設立された。
ハイドン・フィルハーモニーと創設者アダム・フィッシャー
今回、唯一無二の響きと言わしめる室内オーケストラ ハイドン・フィルハーモニーを牽引するのは、バロック・ヴァイオリンの鬼才エンリコ・オノフリ。
エンリコ・オノフリ
エンリコ・オノフリは、バッハやモーツァルトを表情豊かに奏でるヴァイオリニストで、アンサンブルのリーダー、そしてマエストロとしても愛されている。14歳にして初めてヴァイオリンを手にし、直ぐにN.アーノンクールよりコンツェントゥス・ムジクスに招聘された。その後22歳でJ.サヴァールの楽団のコンサートマスターに抜擢されるほか、20歳より「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」のソリストを務めている。近年はベルリン古楽アカデミー等欧州各国の古楽団体や、リヨン国立歌劇場等モダン・オーケストラにも頻繁にソリスト、指揮者として客演。2019年にハイドン・フィルハーモニーの首席客演指揮者に就任し、現在はミュージック・パートナーとして、オーケストラをリードしている。
ハイドン・フィルハーモニー
ハイドン・フィルハーモニーとエンリコ・オノフリでの来日は今回が初めてとなり、大きな期待が寄せられている。
本来日ツアーでは、6月29日東京オペラシティ、6月30日刈谷市総合文化センター、7月4日住友生命いずみホールのソリストにはワルター・アウアー(ウィーン・フィル首席フルート奏者)と、ガボール・タルケヴィ(元ベルリン・フィル首席トランペット奏者)を迎え、一夜で〈世界のハイクラス〉を堪能できる夢のようなコンサートとなる。

ワルター・アウアー
ガボール・タルケヴィ
ほかにも、7月1日紀尾井ホールでは、2017年ブラームス国際コンクールの覇者 中村太地(ヴァイオリニスト)によるベートーヴェンの名曲ヴァイオリン協奏曲をおくる。
中村太地
また、7月2日紀尾井ホールでは、日本でも数少ないベーゼンドルファーアーティストの称号をもつピアニスト久元祐子によるモーツァルトのピアノ協奏曲「ジュナミ」をプログラムに据えた。
久元祐子

じっくりとシンフォニーを聴きたい方は、6月27日浜離宮朝日ホールで、世界が認める本物のオーケストラ・サウンドに身を委ねるのもいいかもしれない。
それぞれに名曲を揃え、色彩と趣の異なった公演で「耳福」な時と、音楽による「衝撃」を体感しよう。

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