「この本は指原のアイドルとしての成功体験を綴っており、『やらない後悔より、やる後悔』『悪評を気にしない、話題になることは自分の力になる』などビジネスにも役立つような金言が満載です」(出版関係者)
へぇ~。
「指原といえば、少女時代はイジメられっ子で、AKB加入後も歌やダンスでも秀でたところはまったくなく、常に苦境に立たされていました」
確かに!
「一昨年には過去の恋愛スキャンダルが原因でAKB48からHKT48に左遷。そんな逆境に見舞われながら、昨年の選抜総選挙で1位に輝いたストーリーが、リストラや降格などで苦しむ中高年サラリーマンに受けると講談社は判断したようです」
なるほど…。
「最近のオジサンはしたたかな女が大好きなんです。処女っぽく、笑顔がかわいいという、絵に描いたようなアイドルはどこにでもいるけど、リアリティがない。ところが、指原はまったく逆なんです」
そうなんだ?
「週刊文春に卑猥な暴露写真まで掲載され、本来ならクビになってもおかしくなかったのに、そのスキャンダルを商売にするしたたかさは指原しかできない」
なかなか図太いよね。
「しかも美人でないから、自分の娘のような親近感がある。また、好きなことをズバズバ言って、口げんかにも常に勝つ言語能力など、サラリーマンの欲しがる武器をたくさん持っているのが指原なんです」(先の関係者)
壮絶なAKBの競争社会を生き抜いた指原の本は、オヤジ世代には有用なヒント満載か。

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