【小倉 唯 インタビュー】
今だからこそ伝わる
メッセージを秘めている
初の試みのオンラインイベントは
おうちでも一緒に楽しめるような内容に
そして今後ですが、オンラインでさまざまなイベントを企画されていますよね。まずは5月5日から過去のライヴ映像が配信されていますが。
5月と6月に行なう予定だったツアー『小倉 唯 LIVE TOUR 2020 「#LOVEcall」』が中止になってしまったので、いつも応援してくださるファンの方に楽しんでいただけるコンテンツを何か作れないかなと思って、チームで相談して企画しました。それで今までのライヴ映像の中で、“自分が好きな楽曲”や“印象に残っているあのライヴのこの楽曲”といったものをファンの方に投票していただいて、そこで人気があった曲をツアー開催日だった日から順々に発表し、YouTubeで期間限定の配信をしているんです。そして、ファイナルだった6月14日に配信番組としてオリジナルのセットリストを組んで、今までのライヴ映像の中から厳選した楽曲やMCなどをいろいろ組み合わせ、ひとつのライヴにするという。映像としては過去に出したことがあるものになるんですけれど、それをファーストライヴから直近のツアーまで全部引っくるめて、改めてセットリストに組み込んでみました。そして、私自身もTwitterなどで実況しながらライヴを一緒に鑑賞しようという会になる予定です。
楽しみですね。
すごく懐かしい映像も多いので、既存のファンの方はもちろん、私のライヴを知らなかった人も“小倉 唯のライヴってこういう感じなんだ!?”と分かってもらうきっかけになるかと思います。ぜひ興味や関心のある方は観ていただきたいですね。
さらに6月28日は初のオンラインリリースイベントが開催されるという。
こちらはどなたでも観覧できるようにする予定です。まだ詳細は決まっていないのですが、今回シングルに封入特典が入っていて、賞がいろいろ分かれているので、イベント中に私自身が抽選しようと思っています。
さまざまなアイデアが詰め込まれたイベントになりそうですね。
今はなかなか先が見えない状況なので、こういう企画をしていても“本当に実現できるのかな?”とか“どこまでが許容範囲なんだろう?”と、私たちも日々悩みながらいろいろな施策を練っていて。でも、こういう時期だからこそ楽しめることだったり、応援してもらえるような内容を考えたつもりです。今だからできるような、おうちで一緒に参加してもらえる企画がふんだんにあるので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです。
小倉さんにとって今作はどんな作品になったと思いますか?
まず、この時期にリリースできるのがすごくありがたいことだと思うし、こうやって歌活動を継続させていただけるということ自体が恵まれていると思っています。プラスアルファ、今回は楽曲内容もアニメの世界をみなさんに知ってもらうだけでなく、この先の未来に向かってみんなで歩んでいこうというポジティブなメッセージが含まれているので、今、出すからこそ意味があるシングルになったのかなと思います。そして、何年か経った時に振り返って“あの時に出したシングルは、やっぱり良かったね”と素敵な思い出が残るというか、“あの時だったからこそ良かったね”と思えるような、そういうシングルになったらいいな。
取材:キャベトンコ
「ハピネス*センセーション」MV
「瞳の国のアリス
-Dance Music Edition-」
MV
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