ポール・マッカートニー「ジョンの夢
をよく見る」

ポール・マッカートニーは、夢の中でよくジョン・レノンと再会しているそうだ。
ポールは以前、観客がどんどん去っていく悪夢を見ると明かしていたが、ジョンの夢はいつも楽しいという。アメリカのトーク番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出演した彼はこう話した。「彼の夢を見るよ。長いことああいう関係、すごく深い関係を持っていたとき、彼らが夢で会いに来てくれるのは嬉しい。よくバンドの夢を見るけど、あれはクレイジーだ。ジョンとは……、ジョンの夢はよく見る。いつだっていいものだよ」

ポールは以前、バンドの夢について「パフォーマンスするようになってからずっと繰り返し見る夢がある。いまでもそうだよ。スタジアムにいてザ・ビートルズだったり、バンドだったりとプレイしていると、観客がどんどん出ていくんだ。“僕ら、なにがいけないんだろう?”って思い、ビッグな曲やってみようって “早く、Hey Judeをプレイしよう、急いで!”ってなるんだけど、それでも彼らは出ていく。“じゃあ、Long Tall Sallyだ!” でも、人々はいなくなっていく。冷や汗かいて目が覚める」と話していた。

ポールはまた、この番組内でジョンとの2ショット写真を見せられると、「これは僕にとってとても特別な写真だ」と語りだした。「なぜなら、ザ・ビートルズが解散したとき、僕が悪者で、ジョンと僕は仲が悪かったとか、いっぱい言われた。みんな、ザ・ビートルズの解散を悲しんでたから、ネガティブな話が多かったよ。僕がそう至らしめたみたいな」

「そう言われ続けると、自分でも“多分、僕はそうなんだろう”って思い始める。僕は何度も、“自分はそうだったのか? そうじゃなかったのか? ジョンのことわかってたのか? 僕らは友達だったのか?”って自問せざる得なかった。いろんな噂があったからね。でも、この写真を見ると、“ああ、僕らは友達だったんだ”って実感する。だから、僕にとっては美しい写真だよ。僕らが一緒にやってたってこと、そして、それがどれだけクールだったか思い出させてくれる」
ザ・ビートルズは今週、4人がバンドとして共にレコーディングした最後のアルバム『アビイ・ロード』のリリース50周年を記念したスペシャル・エディションがリリースされる。

Ako Suzuki

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