GENERATIONS、
これまでの勢いあふれる軌跡を
辿るベストが完成!
今や、ものすごい勢いで多くの人達を夢中にさせているGENERATIONS。EXILEも兼任するメンバーもいるこのグループは、10代の頃から歌とパフォーマンスに全てを懸け、様々な楽曲を世に放ってきた。その道のりは時に実験的でありながら、常にエモーショナルで力強い。彼らの今の年齢だからこそできるもの、そして常に彼らに課せられてきた“EXILEという大きな先輩の背中を見て、さらに超えていきたい”という泥臭くも、貪欲な気持ち、願いが彼らを大きくしてきたのだろう。
そんな彼らがEXILE TRIBEの最若手として、シングル「BRAVE IT OUT」でデビューしたのは2012年。ほとんどのメンバーが10代だった彼らはとにかくフレッシュで、勢いにあふれていた。その後、リリースされた2ndシングル「ANIMAL」は、彼らの先輩であるJ Soul Brothersとも違う、若い世代だからこそ表現できるドラムンベースが印象的かつ、ロックの強いダンスサウンドで“GENERATIONS”らしさを模索。がむしゃらにパフォーマンスする彼らの姿は、この頃にしかないエモーショナルさを感じ取ることができた。
そして、「Love You More」がサマンサタバサCMに起用され、より多くの人に彼らの楽曲が伝わることとなる。ゆったりとしたミディアムチューンで可愛らしいラブソングを歌い上げ、注目を浴びた彼らは、より自由に、多彩なジャンルの曲を歌い始める。「Always with you」では爽やかなポップチューンに挑戦し、「Sing it Loud」では疾走感あふれる、彼らの真骨頂とも言えるダンスナンバーをリリース。続く「Evergreen」ではドラマチックかつ気持ちのいい、笑顔があふれるライヴで盛り上がる曲を完成させた。そして、アニメ『ONE PIECE』のオープニングテーマとなった「Hard Knock Days」は、今までとはまた違った層の心を奪い、その人気は全国区へと膨らんでいく。
さらに、彼らが新たな一歩を踏み出したのが「AGEHA」だろう。“今まで閉じこもっていた自分自身の殻を脱ぎ去り、大きく羽ばたいていこう”というテーマがあったこの曲は、あらたなステージに足を踏み入れていく決意が滲み出ていた。また、このMVではGENERATIONSのパフォーマーと、EXILEから世界、THE RANPAGE from EXILE TRIBEから4名が出演し、迫力のダンスバトルを繰り広げ、話題となった。“仲間”であり、刺激し合える“ライバル”の彼らが一同に会するこのMVは、とても刺激的で印象的だった良作だった。ちなみに、この曲はAbema TVで放送されている『GENERATIONS高校TV』の中で行なわれた『Abema TV全国青春ダンスカップ』の中で、現在の高校生たちがより多く踊った曲なんだとか。より“現場”での人気を集める結果となった。
その後リリースされた「涙」は、彼らのもうひとつの魅力であるバラードをしっかりと聴かせ、ノンタイアップながらオリコン1位を獲得。恋人との最初の出会いから生まれた“涙”から、幸せな日々を経て、最後の別れから流れた“涙”を歌ったこの曲は、GENERATIONSの代表曲にも成長した。その後も、様々な楽曲に挑戦し、最新曲「BIG CITY RODEO」では、大人の男へと進化した彼らの色気を感じるダンスチューンを聴かせ、さらなる成長を感じさせた。
そんな成長を遂げてきた彼らが、背中を追いかけて続けてきた大きな先輩EXILEの代表曲のひとつ「Lovers Again」をベストアルバムでカバーしている。小さな頃から憧れの存在だったEXILEの曲、しかもこの冬の季節の代表曲をカバーするのは、かなりのプレッシャーも感じたであろうが、2人のヴォーカルは5年間の成長を見せつけるかのごとく見事に自分たちの良さを表現しており、EXILEを聴いていた世代にも、初めて聴く若い世代にも聴き応えのある、懐かしくも新しい曲となっている。そのことに関して、EXILE HIROは「彼らの青春を刻んで来たEXILEの楽曲が、彼ら自身の目線で歌える歳に彼らが成長した事がとても嬉しいですし、この歌い継がれ、語り継がれ、世代を超えて継承されていく事。それこそが、EXILEの在り方だと思います。立派に成長したGENERATIONSが歌う、EXILEの楽曲達が新しい輝きを放つことを期待しています。」と喜びと継承についてコメント寄せている。
小さな頃から憧れの存在だったEXILE から継承をうけたGENERATIONSのベストアルバムをじっくりと味わってもらい、2018年ドームツアーというさらに一歩歩み出し輝きを放つ彼らに注目してもらいたい。
TEXT:吉田可奈
そんな彼らがEXILE TRIBEの最若手として、シングル「BRAVE IT OUT」でデビューしたのは2012年。ほとんどのメンバーが10代だった彼らはとにかくフレッシュで、勢いにあふれていた。その後、リリースされた2ndシングル「ANIMAL」は、彼らの先輩であるJ Soul Brothersとも違う、若い世代だからこそ表現できるドラムンベースが印象的かつ、ロックの強いダンスサウンドで“GENERATIONS”らしさを模索。がむしゃらにパフォーマンスする彼らの姿は、この頃にしかないエモーショナルさを感じ取ることができた。
そして、「Love You More」がサマンサタバサCMに起用され、より多くの人に彼らの楽曲が伝わることとなる。ゆったりとしたミディアムチューンで可愛らしいラブソングを歌い上げ、注目を浴びた彼らは、より自由に、多彩なジャンルの曲を歌い始める。「Always with you」では爽やかなポップチューンに挑戦し、「Sing it Loud」では疾走感あふれる、彼らの真骨頂とも言えるダンスナンバーをリリース。続く「Evergreen」ではドラマチックかつ気持ちのいい、笑顔があふれるライヴで盛り上がる曲を完成させた。そして、アニメ『ONE PIECE』のオープニングテーマとなった「Hard Knock Days」は、今までとはまた違った層の心を奪い、その人気は全国区へと膨らんでいく。
さらに、彼らが新たな一歩を踏み出したのが「AGEHA」だろう。“今まで閉じこもっていた自分自身の殻を脱ぎ去り、大きく羽ばたいていこう”というテーマがあったこの曲は、あらたなステージに足を踏み入れていく決意が滲み出ていた。また、このMVではGENERATIONSのパフォーマーと、EXILEから世界、THE RANPAGE from EXILE TRIBEから4名が出演し、迫力のダンスバトルを繰り広げ、話題となった。“仲間”であり、刺激し合える“ライバル”の彼らが一同に会するこのMVは、とても刺激的で印象的だった良作だった。ちなみに、この曲はAbema TVで放送されている『GENERATIONS高校TV』の中で行なわれた『Abema TV全国青春ダンスカップ』の中で、現在の高校生たちがより多く踊った曲なんだとか。より“現場”での人気を集める結果となった。
その後リリースされた「涙」は、彼らのもうひとつの魅力であるバラードをしっかりと聴かせ、ノンタイアップながらオリコン1位を獲得。恋人との最初の出会いから生まれた“涙”から、幸せな日々を経て、最後の別れから流れた“涙”を歌ったこの曲は、GENERATIONSの代表曲にも成長した。その後も、様々な楽曲に挑戦し、最新曲「BIG CITY RODEO」では、大人の男へと進化した彼らの色気を感じるダンスチューンを聴かせ、さらなる成長を感じさせた。
そんな成長を遂げてきた彼らが、背中を追いかけて続けてきた大きな先輩EXILEの代表曲のひとつ「Lovers Again」をベストアルバムでカバーしている。小さな頃から憧れの存在だったEXILEの曲、しかもこの冬の季節の代表曲をカバーするのは、かなりのプレッシャーも感じたであろうが、2人のヴォーカルは5年間の成長を見せつけるかのごとく見事に自分たちの良さを表現しており、EXILEを聴いていた世代にも、初めて聴く若い世代にも聴き応えのある、懐かしくも新しい曲となっている。そのことに関して、EXILE HIROは「彼らの青春を刻んで来たEXILEの楽曲が、彼ら自身の目線で歌える歳に彼らが成長した事がとても嬉しいですし、この歌い継がれ、語り継がれ、世代を超えて継承されていく事。それこそが、EXILEの在り方だと思います。立派に成長したGENERATIONSが歌う、EXILEの楽曲達が新しい輝きを放つことを期待しています。」と喜びと継承についてコメント寄せている。
小さな頃から憧れの存在だったEXILE から継承をうけたGENERATIONSのベストアルバムをじっくりと味わってもらい、2018年ドームツアーというさらに一歩歩み出し輝きを放つ彼らに注目してもらいたい。
TEXT:吉田可奈