トニー・アイオミ「癌は再発するかも
しれないから、その日その日を精いっ
ぱい生きる」

2011年終わり早期の悪性リンパ腫と診断され、ブラック・サバスの活動を続けながら治療を受け、昨年夏、癌が寛解したと報告したトニー・アイオミだが、医師から再発する可能性があると忠告されており、病気のことが完全に頭から離れることはないそうだ。
アイオミは『Loudwire』のインタビューで、癌と診断されたことで人生に対する見方はどう変わったかと問われ、こう答えた。「そうだな、僕にとっては消えてなくなることはない。いつもそこにある。僕の癌専門医、先生によると、多分、再発するだろうっていうんだ。だから“おお、それは素晴らしい”ってわけにはいかないよ。でも、僕はいま、その日その日を精いっぱい生きている。毎日が勝利だよ、ホントに。どうなるだろうね。再発しないことを望んでいるが、わからないよね」
アイオミはツアーに出てファンのためにプレイするのが大好きだったが、病気になってから、夜遅くまで起きていたり、疲れることをするのは禁じられ、あれ以上ライブ活動を続けるのは難しかったと話した。
アイオミが悪性リンパ腫と診断されたのは、2011年11月にブラック・サバスが再結成を発表した直後だった。彼は治療を受けながら、アルバム『13』を制作し、167公演をやり切った。
Ako Suzuki

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