写真提供:FM802/撮影:渡邉一生

写真提供:FM802/撮影:渡邉一生

RIP SLYME、FM802「REQUESTAGE」で4
年3ヶ月ぶりとなるシングル 「ロング
バケーション」を初披露!

5月22日に4年3ヶ月ぶりとなる18thシングル 「ロングバケーション」のリリースするRIP SLYMEが、4月29日(月・祝)、大阪城ホールで行われた、大阪FM802の春の一大イベント「REQUESTAGE 11」にて、約2年ぶりとなる大阪でのライブを敢行! 新曲「ロングバケーション」を初パフォーマンスした。
CD/配信発売前に、楽曲パフォーマンスすることはRIP SLYMEにとって異例中の異例。久々の活動とリリースに対して万全の姿勢でのぞむ、メンバーのモチベーションが全面にあらわれたライブとなった。

2002年から実施され、今年で11回目を数える「REQUESTAGE 11」への出演はRIP SLYMEとして初! FM802リスナーからのリクエストを参考にした形でセットリストが組まれるライブ形態で実施された。

【大阪FM802 REQUESTAGE 11@大阪城ホール RIP SLYME出演LIVEレポート】
オープニングVTRで“トップバッター RIP SLYME”の名前が発表されると、会場は一大イベントの幕開けに相応しい歓喜と興奮の渦に包まれる。お馴染み「楽園ベイベー」のメローでセクシーなイントロが流れると、黄色い声援がRIP SLYMEに向けられる。

2013年初LIVEかつ大阪では約2年ぶりのLIVEということもあり、開演前は若干緊張気味な様子もあったメンバーだが、お茶目な雰囲気たっぷりに登場! RIPファンにはお馴染みのILMARIがサングラスを外すパフォーマンスも飛び出し、1曲目からテンション全快で駆け抜ける。2曲目、RIP SLYME随一の盛り上がりを見せると言っても過言ではない「Good Times」を披露。イントロでメンバーそれぞれがRUNWAYをモデル気取りでウォーキングする愉快な演出からスタートし、会場全体はまるでダンスホールのような雰囲気となる。

RYO-Zが会場のファンに「まいど!」と大阪流の挨拶でMCをスタートさせると、はじめてライブを見るファンや会場にきたファン、高校生に対して、「トラウマになるくらいのインパクトを残すようなステージにする!」とRYO-Zの冗談も飛び出し、本LIVEで初披露となる「ロングバケーション」を紹介。「グァァ!と盛り上がる曲じゃない。かなりメローな曲です」「梅雨の時期にぴったりのしっとりと聴いて欲しい曲です」「長い休み明け4年3ヶ月ぶりのシングルなので「ロングバケーション」というタイトルにしました」とファンのテンションをいなすような発言にも、ファンからは暖かい拍手が送られる。

「ロングバケーション」初披露後のトークでは、RYO-Zが「緊張した!」と正直な感想を言うと、メンバー全員も同様の様子だったが、PESからは「この楽曲イケる!初めて自信が出ました」とポジティブな発言も飛び出す。続いては、またハイテンションなゾーンへと導く「熱帯夜」を披露! 赤々とした照明の中で、淫美な夏の世界観を陽気に歌い上げるメンバーの様子からは今年、初ライブという硬さは一切感じられず、会場をRIPワールド一色に包み込んだ。

ラストナンバー「JOINT」ではサビのパートでお約束の、タオルをまわしながらのパフォーマンスで会場を絶頂のテンションへ導き、RUNWAYを使ってMC4人が会場の中央に集まる。ファンと一体となり、あっと言う間に全編5曲、計25分間のステージは終了した。

LIVE本編中、「夏にも楽曲を発表予定、秋にアルバムをリリースして、そのままTOURをして大阪に戻ってくる!」と発言。2013年のRIP SLYMEに注目したい。

【SETLIST】
M1:楽園ベイベー
M2:Good Times
M3:ロングバケーション(新曲)
M4:熱帯夜
M5:JOINT

OKMusic編集部

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