【Qwai】『Qwai presents.An Invisi
ble Library』2011年3月6日 at 甲府
KAZOO HALL
メンバーの一時離脱を経験し、改めて4人で音楽をできることの楽しさを噛み締めているQwai。窮地に追い込まれたからこそ光を見ることができたミニアルバム『メランコリー』を完成させ、地元である山梨県甲府でワンマンライヴを行なった。綺麗に枠に収まろうなんて毛頭ない激しさ、胸を焦がす切ないメロディー、力強く訴えかける歌声、彼らの魅力を余すことなく出し尽くした内容だったのではないだろうか。
序盤から“みんな硬い、硬いよ!”と気さくに声をかけ、自身の放つ言霊、熱を帯びたその声で観客を煽る大久保良一(Vo&Gu)。“同じ空気を共有しよう”“ただ自由に楽しもう”というすごくシンプルな思いからの行動だろう。永田利之(Gu&Cho)もエッジの効いたギターを鳴らし、井上雄太(Ba&Cho)はいつも以上に全身でぶつかっていくような激しいベースプレイで、全体のバランスを取るために俯瞰的な存在であった雨宮鉄也(Dr)も内に秘めたる熱い感情を外へと発散。“もっとひとつになりたい”と貪欲な姿勢をのぞかせた。もちろん、Qwaiの意気込みに感化されたオーディエンスもかき鳴らされるサウンドに身を委ねる。叙情的な世界観からさらにその一歩先、光に突き進んでいく光景を目撃した瞬間だった。
そして、この日の公演は10年かけて辿り着いたソールドアウト。“10年かかったけど、この光景があれば大抵のことは乗り切れる。今日という日は絶対に一生忘れない”と感謝の言葉を述べ、アンコール含め最後の最後までエモーショナルなライヴを見せつけた。
序盤から“みんな硬い、硬いよ!”と気さくに声をかけ、自身の放つ言霊、熱を帯びたその声で観客を煽る大久保良一(Vo&Gu)。“同じ空気を共有しよう”“ただ自由に楽しもう”というすごくシンプルな思いからの行動だろう。永田利之(Gu&Cho)もエッジの効いたギターを鳴らし、井上雄太(Ba&Cho)はいつも以上に全身でぶつかっていくような激しいベースプレイで、全体のバランスを取るために俯瞰的な存在であった雨宮鉄也(Dr)も内に秘めたる熱い感情を外へと発散。“もっとひとつになりたい”と貪欲な姿勢をのぞかせた。もちろん、Qwaiの意気込みに感化されたオーディエンスもかき鳴らされるサウンドに身を委ねる。叙情的な世界観からさらにその一歩先、光に突き進んでいく光景を目撃した瞬間だった。
そして、この日の公演は10年かけて辿り着いたソールドアウト。“10年かかったけど、この光景があれば大抵のことは乗り切れる。今日という日は絶対に一生忘れない”と感謝の言葉を述べ、アンコール含め最後の最後までエモーショナルなライヴを見せつけた。
アーティスト