【Nothing's Carved In Stone】
取材:土内 昇
パッと集まってパッと録った感じではな
い
…とバンドの始まりについてギターの生形真一は語る。彼はまずベースの日向秀和に声をかけ、その日向がドラムの大喜多崇規を連れて来たそうだ。そして、最初のスタジオセッションで手応えを感じたという。その後、半年ほどヴォーカリストを探しつつ3人で音を出し続けていたが、ある日、MySpaceで音源を聴いて興味を持ったAbstract Mashのライヴを観に行き、圧倒的なパフォーマンスに惚れ込んで村松 拓を誘ったとのこと。まずは、そんな各メンバーについて生形に訊いた。
“個性的”というよりも、いい意味で癖の強い4人が集まり、いよいよ本格的に動き出したNothing's Carved In Stone。そして、早くも彼らから、無限の可能性を感じさせる13曲入りの1stアルバム『PARALLEL LIVES』が届いた。“決まりごとはなく、自由にどうにでもなれる”という意味のバンド名を掲げ、4人のパッションを惜しみなく注ぎ込んだ本作について、生形は“バンドの音になっている”と語る。