【Vimclip】自分たちのスタイルを全
面に出せた作品
2011年に『第2回レコチョクオーディション』にて、全国5000人を超える応募者の中から選ばれた5人組Vimclipがレコード会社を移籍し、ニューミニアルバムをリリース!
取材:大庭利恵
レコード会社移籍第一弾となるミニアルバム『VOICE』は、CHEMISTRYの大ヒットナンバー「PIECES OF A DREAM」のリメイクカバーを表題曲に全7曲が収録されているわけですが、どんな作品を作れた手応えがありますか?
TOMO
セルフプロデュースとまではいかなかったんですけど、自分たちのどういう部分を表現したいかというのを全面に出すことができた一枚になりましたね。表題となった「PIECES OF A DREAM」と「Beautiful」以外は、すでにライヴで披露してるものの中から選びましたし。
「PIECES OF A DREAM」のカバーもラップが入っていたりと、すごくオリジナル感がありました。
TOMO
ありがとうございます。「PIECES OF A DREAM」は僕らも大好きな曲で、メロディーも構成も本当に素晴らしいと思ってるんですけど、ストレートにカバーしてもVimclipのことを分かってもらうまでには至らないかなと思ってラップを入れようということになって。
EIKI
さらに、そのラップの歌詞をHOME MADE家族のMICROさんが手がけてくださって。
そうなんですね。サビから始まって、いい声だなぁと思って聴いているとラップに移行するから、“おや?”という感じで気になるんですよね。
KAZUKI
まさに、そういうふうに感じてもらえたら嬉しいなと思って作った作品なんです。それがきっかけとなって、このアルバムに辿り着いてくれたらいいなと思って。
TOMO
僕らヴォーカル3人、三種三様、声質が違いますし、ダンサーふたりを含めてダンスをしながらライヴをしてるので、ヒップホップ要素の強い曲から、みんなで一緒に踊れるようなポップなものまで入ってるんですね。
REO
だから、すごく楽しいですよ! 「V.I.M.C.L.I.P」なんて、みんなで一緒の振り付けとかもあるんで。
TAKE
ライヴ映像が動画サイトに上がってるので、それを観てからライヴに来てくれれば、絶対に一緒に盛り上がれるようになってるしね。
「BAD GAME」のようなアップテンポなナンバーから「Beautiful」のような切ない男心を歌ったミディアムバラードまで、幅広い楽曲に対する歌声だけじゃなく、パフォーマンスも楽しそうですね。
KAZUKI
そうですね。歌も踊りもMCも含めて、5人の個性で人を惹き付けていけるようになりたいと思ってるので、パフォーマンスもすごく大事にしてます。
EIKI
KAZUKIとREOくんが関西人なのでワイワイと。TOMOさんとTAKEさんがツッコミ。僕がどうやらちょっと変わった発言をするらしく、結構MCでも盛り上げますよ(笑)。
TOMO
TPOに合わせて変えていくというか、イベントでスタイリッシュに魅せる時もあれば、ワンマンではメンバー同士の掛け合いで笑わせまくるアットホームな時もあるんで。そういう部分も僕らにとっては強味だと思ってるんですね。Vimclipのライヴでしか感じることができない時間を作り上げていきたいので、このアルバムがその第一歩になるといいなと思ってるんです。
KAZUKI
今は、関東と関西を中心にやってるんですけど、もっと多くのみなさんに聴いてほしいと思ってるし、全国を回れるようになりたいですね。