デビュー10周年企画第1弾 一青窈が中
島みゆき「時代」をカヴァー

一青窈が来年2012年に迎えるデビュー10周年を記念した10ヶ月連続配信企画の第一弾として、中島みゆき「時代」のカヴァー曲を12月4日に配信リリースした。

1975年に中島みゆきが発表した「時代」は、これまで様々アーティストによってカヴァーされてきた名曲。一青窈は今年、東京国際フォーラムで行われた「自然エネルギーフォーラム小林武史×孫正義 ライブトーク」、その後のビルボード東京ライブや、「ap bank fes’11 Fund for Japan」で同曲を披露し、演奏後も熱い拍手が鳴り止まないなど大きな反響を呼んでいた。

世代を超え愛され続け、そして震災後の日本人の心に深く沁みる名曲「時代」について一青窈は、
「この曲は“時が解決してくる”という慰めにとどまらず　もっと根本で、自分の力で立ち上がる、というそもそも人間が本来持っている底力を信頼した力強い曲だと思っております。中島みゆきさんが、作曲なさった当初に描いた風景とは違うかもしれませんが私なりの解釈で大切に歌い継いでゆきたい曲です」と語っている。

また、今回の「時代」も含め2005年以降のツアーから歌い続けてきた昭和の名曲カヴァーが好評となっていることを受け、来春には昭和歌謡曲のカヴァーアルバムを発売する予定だという。

来年は新曲「泣きべそ」のリリースや、全国ツアー「一青窈Tour 2011 頬づえ 〜夕方早く私を尋ねて」の追加公演を5月下旬から7月上旬にかけて開催、さらには2年ぶりオリジナルアルバムの発売も予定している一青窈、2012年はアグレッシブな一年になりそうだ。