シャンソニエの老舗、銀座の「銀巴里」でプロデビューして今年でデビュー35周年を迎え、作詞家・松本隆と17年ぶりにプロジェクトを組んで作り上げたニューアルバム『デラシネ』が話題を呼んでいる歌手・クミコが、10月9日に東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールにて＜デビュー35周年記念 クミコ・ザ・ベスト・コンサート 1982-2017＞を開催した。 同公演は、松本隆の作詞家生活47周年記念イベント＜風街ガーデンであひませう2017＞の最終公演として行われたもので、10月5日の前夜祭で妻夫木聡、リリー・フランキーと松本隆によるトークショーで開幕。6、7、8日の3日間にわたって、ゆかりのアーティストたちによるフェス形式のコンサートが行われ、この日がファイナル。今回のステージは、クミコの35年にわたる活動期間の全時代のヒット曲と、最新アルバム『デラシネ』からの全曲を網羅した選曲で構成された。

左から坂本冬休み、坂本冬美、森山愛子

いつまでも人々の心の片隅に残り続ける珍曲や迷曲たち。売れることを考えて作られたとは思えない破天荒な作品に、その時代の心の豊かさと歌謡界の度量の大きさを感じる。いまこそ、その真髄を継承すべく、魔法のカルタで拡散！

「NHK紅白歌合戦」に2年連続出場を果たし、最新シングル『愛が信じられないなら』が、オリコン週間シングルランキング総合6位を記録。現在、約9万枚を売り上げ、ロングヒット中の山内惠介が6日、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで＜山内惠介コンサート2017～まだ見ぬ歌の巓（いただき）を目指して！～＞と銘打ったコンサートを開いた。 2010年からスタートした「5大都市ツアー」が今年で8回目を迎え、9月11日の愛知県芸術劇場からスタート。これまでに札幌、大阪、福岡と4大都市を回り、この日がファイナル。東京国際フォーラムでの公演は自身初で、約5,000席のチケットは完売。全5カ所（全6公演）の公演で、合わせて17,100人を動員。 開演前から「東京国際フォーラムでコンサートができ、感無量です。東京都内のホールで一番の集客ができるところで、吉田拓郎さんや髙橋真梨子さんのコンサートを見に来たこともあって、いつの日かここでソロでコンサートができたらいいなと思っていました。昨日から高揚しているんですが、皆さんに立たせていただいているんだという気持ちを忘れずに1曲1曲、心を込めて歌いたい」と意気込みもひとしお。

カリフォルニア。 ニューヨークとはあまりにもかけ離れた、のんびりとした雰囲気。 太陽が、海が人の生活をとてもシンプルにしている。 彼らの前では、あれこれと飾り立てるのはあまりにも馬鹿らしい。ロサンゼルスへはほとんど行かず自然に触れっぱなしの10日間だったので、数日過ぎたあたりからお化粧がどんどん薄くなっていって、後半は素顔同然でパーカーを1枚羽織ってどこでも悠々と歩いていた（一応書いておきますが

作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、バンドマン、振付師、……そして、歌手。きらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引したパワーが隠されているのです！ このコラムで、皆様の生活に少しでも艶と潤いが生まれることを願います。 仲村 瞳（なかむらひとみ）

鶴岡雅義と東京ロマンチカのリードボーカルで、歌手の三條正人が、2017年10月5日、悪性リンパ腫のため、東京都内の病院で死去した。享年74才。 滋賀県大津市出身。1963年に、ダンスホールでプロ歌手として活動を始め、1967年に、作曲家の鶴岡雅義にスカウトされ、鶴岡雅義と東京ロマンチカのリードボーカルとなる。デビュー曲「小樽の人よ」が大ヒットし、当時のムード歌謡ブームを牽引した。音域の広い伸びやかなその歌声は、単に歌唱力という言葉だけでは表せない独特の“艶”があり、多くの人が惹きつけられた。 「夜のヒットスタジオ」（フジテレビ）では、毎週レギュラー出演（1968年～1972年）し、お茶の間の人気者だった。紅白歌合戦（NHK）には6回連続出場（1968年～1973年）を果たす。2017年9月26日には群馬県でコンサートに出演。生涯現役歌手であり続けた。 「旅路の人よ」（1968年／日本レコード大賞歌唱賞受賞）、「君は心の妻だから」（1969年）など、プロ歌手によるカバーだけでなく、カラオケの定番曲としても歌い継がれる名曲の数々。間違いなく、日本を代表する偉大なボーカリストのひとりだったということを改めて心に刻みたい。

16歳で演歌師（流し）を始めてから2017年で50年という節目の年を迎え、5月には記念曲として自身が作曲した『涙色のタンゴ』（作詩：桜井幸介 / 作曲：千寿二郎）を発売、好調なセールスを続けている渥美二郎が10月4日、東京・浅草公会堂にて＜～演歌道五十年～熱唱!! 渥美二郎コンサート＞を開催した。 今回のコンサートは、演歌道50年の集大成ともいえるステージ構成で、演歌師当時にリクエストの多かった懐メロを加えるなど趣向を凝らしたものになっている。第1部は渥美のギターと、コンガでのシンプルな構成となっており、第2部はオーケストラでの豪華なステージで行われた。

今年の春に開催され、好評を博した＜井上陽水コンサートツアー “Good Luck！”＞が、秋バージョンの＜井上陽水 コンサート2017秋 “Good Luck！”＞として10月3日に埼玉・大宮ソニックシティ 大ホールにて初日を迎えた。 井上陽水のコンサートは、凄腕ミュージシャンを従え名曲の数々を歌う圧倒的なパフォーマンスと、思わず笑わずにはいられない独特な言い回しのMCが魅力だ。ダンサブルなラテンアレンジとなった「この頃、妙だ」から始まり、妖艶なサウンドに身を任せて踊りながら、時に耳元で囁くように、時に心の深淵に響くような甘い声で歌う陽水。ヒット曲「Make-up Shadow」まで5曲を続けて演奏すると冒頭から会場全体が呼吸をすることを忘れるほどの緊張感に包まれ、オーディエンスは誰もが固唾を飲んだ。その張り詰めた空気を一気に緩ませるのは、「大宮の皆さん、こんにちは。何かと大変な世の中になっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか」と絶妙な言葉のチョイスと、陽水の声によって語られる挨拶に会場からは笑いが漏れる。緩んだ空気の後にはロマンチックなラブソング「移動電話」で会場をしっとりとした空気が包み、安全地帯へ作詞提供したセクシーなラブソング「ワインレッドの心」を歌うと、ムードが一変する。

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介！

2月5日より放送しているフジテレビ系『ドラゴンボール超』のオープニング曲「限界突破×サバイバー」が、10月25日にCDリリースされる。本日、ジャケット写真および氷川きよしのイラストが描かれた、トレーディングカードアーケードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』ヒーローアバターカードのビジュアルが公開された。 今作には、氷川が歌う「限界突破×サバイバー」とそのオリジナル・カラオケ、番組内で使用されている同曲のバージョン違いのインストゥルメンタルを収録したCDと、番組『ドラゴンボール超』のノンテロップ・オープニング映像を収録したDVDが収められる。また、初回生産限定特典に氷川きよしのイラストが描かれた『スーパードラゴンボールヒーローズ』のヒーローアバターカードが封入され、まさに“ドラゴンボール超×氷川きよし”のコラボレーション感溢れる作品だ。 氷川にとって初のテレビアニメ主題歌となる「限界突破×サバイバー」は、疾走感溢れるサウンドと氷川の歌唱力で史上最強のヒーローソングとの呼び声も高く、ドラゴンボールファンはもとより、多くのアニメファンから支持を集めている。氷川は同曲を7月22日に千葉・幕張メッセ、7月29日に大阪・インテックス大阪にて行われた「週刊少年ジャンプ」「Ｖジャンプ」「最強ジャンプ」の3誌が主催するイベント＜ジャンプビクトリーカーニバル2017＞で初披露。さらに8月26日には埼玉・さいたまスーパーアリーナにて行われたアニメソング史上最大の祭典＜アニメロサマーライブ2017＞で披露し、大きな話題となる。ドラゴンボールファン、氷川きよしファンからCD化の要望が多く寄せられる中、満を持して待望のCD発売となった。

ロングヒット中のシングル『残んの月』の青盤を9月20日にリリースしたばかりの杜このみが10月1日、宮城・鹽竈（しおがま）神社で『残んの月』ヒット御礼参りを行った。 鹽竈神社は境内に竹ろうそくが灯る「しおがまさま神々の月灯り」が開催されるなど「月」に縁があり、北海道・東北、随一のパワースポットとしても有名な場所だ。『残んの月』は累計出荷5万枚を超え自己最高のヒットを記録中で、これまでの感謝の気持ちを込めて年末に向けての心意気を誓った。各地で精力的に店頭歌唱キャンペーンも行っており、年末は師である細川たかしとクリスマスディナーショーを開催予定だ。

期間：2017年9月22日 ～ 2017年9月28日（2017年10月4日）集計 提供：

9月6日に発売されたシングル『知床岬』が好調な入山アキ子が9月30日、東京・ホテルJALシティ田町 東京「鸞鳳（RANHOU）」で新曲披露会とバースデーパーティーを行った。 この日は集まった200名のファンを前に生バンドで全11曲を熱唱。出身地の山口県で「山口ふるさと大使」を務める入山は、ブラジル山口県人会創立90周年記念式典に参加し、ブラジル公演を大成功に収めたことをファンに報告。サプライズで登場した本場ブラジルのサンバダンサーが会場を華やかに盛り上げ、熱気に満ちたまま「知床岬」を披露し、サンバダンサーからバースデーケーキをプレゼントされ感激していた。2008年に発売した『ザンザ岬』から数えて2017年は10周年の節目の年となり、「これまで支えてくれた方に感謝し、恩返しができるようヒットを目指してがんばりたい！」と抱負を語った。

10月3日（火）午後7時30分からNHK総合で放送の「うたコン」は「秋の旅・人生の旅 名曲スペシャル」特集で、市川由紀乃、大月みやこ、川中美幸、北山たけし、デューク・エイセス、布施明、松原健之、マルシア、山内恵介らが出演する。 女優・高岡早紀が初登場で貴重な生歌を披露。山内恵介は故郷福岡の思い出の歌を、豪華メンバーが旅情あふれるヒットメドレーを歌う。生中継では一青窈が高知でよさこいとのコラボレーション。そして、美空ひばりの貴重なジャズ映像もお届けする。

天童よしみが9月30日に デビュー45周年記念コンサート＜～ENKAな夕べ～＞を東京・中野サンプラザホールにて開催した。 同会場での記念コンサートは2017年2回目となり、いわば凱旋コンサート。映像も取り入れた華やかな演出でDVD作品にもなった1月のコンサートとはガラリと雰囲気を変え、アコースティックを基調とした演奏とシンプルな舞台で、天童よしみの歌そのものにスポットライトを当てたコンサートとなった。TBSの国民的ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」に女優としての出演や、初めての写真集発売など45周年を記念する様々な活動を展開してきた天童だが、「節目の年だからこそ、改めて”うた”を大切に届けたい」という思いから企画された今回のコンサートでは、余計な演出をそぎ落とした圧倒的な生歌のパワーで観衆を魅了した。

NHK-FMにて2013年4月6日に放送スタートしたアニメソング専門の音楽番組『アニソン アカデミー』の番組5周年突入を記念して制作された10月18日に発売される『アニソンアカデミー校歌』のジャケ写を“しょこたん”こと中川翔子が担当し、似顔絵イラストが公開された。 『アニソンアカデミー校歌』の作詞は番組パーソナリティである中川とあべあきらの共作で、作曲は92歳を迎えた巨匠・渡辺宙明、編曲はアニメソング界の重鎮・田中公平、歌唱はアニソン界の大王・ささきいさおとアニソン界の帝王・水木一郎のデュエットとなっている。アニソンレジェンドたちが手掛けた楽曲のジャケットを飾るのは中川の描きおろしイラストに決定した。校歌制作に携わった豪華面々の特徴を見事とらえた似顔絵が並ぶ注目のジャケットだ。

5枚目のニュー・シングル『道ひとすじ』を9月27日に発売した福田こうへいのメジャーデビュー・シングル『南部蝉しぐれ』（作詞：久仁京介 / 作曲：四方章人）の歌碑が、福田の生まれ故郷、岩手・雫石町の野菊ホール（中央公民館）玄関前広場に建立されることになり、9月30日、同所で歌碑除幕式が開かれた。 『南部蝉しぐれ』は、2012年10月24日に発売され約35万枚の大ヒット、アルバム収録などを合わせると約70万枚のセールスを記録した。発売翌年の2013年「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、14年、16年と合わせて3回出場。そんな人気歌手の地位を不動のものにした福田にとって初めての歌碑で、高さ1860ミリ（台座含む）、幅1800ミリで、インド産黒御影石を使用し総工費約400万円で建立。同ホールから見渡せる「岩手山」をイメージしてデザインされ、構想から約1年かけて完成した。 除幕式典には、雫石町長・深谷政光さんをはじめ、地元のテレビやラジオ局の社長らなど多くの来賓客や、全国から集まった300人を超えるファンが駆けつける中、福田は「この歌碑が皆さんへの恩返しの一つになり、自分のもう一つの誕生日にもなったなと思っております。これからも皆さんに応援していただける歌手を目指して歌ってまいりたいと思います。皆さん、今日は本当にありがとうございました」とあいさつし、来賓客らと一緒に除幕して、歌碑をお披露目。

鳥羽一郎が9月29日、東京・新宿文化センターで＜鳥羽一郎 デビュー35周年記念コンサート＞を開催した。 デビュー曲の「兄弟船」や最新曲の「海賊の舟唄」など全25曲を熱唱。2公演合わせて約3,000人のファンを沸かせた。また、実弟で歌手の山川豊もお祝いに駆け付け、兄弟ならではの掛け合いを見せた。

期間：平成29年9月18日～平成29年9月24日 提供：