フー・ファイターズのデイヴ・グロー
ルが一生に一度の映画出演!?

昨日４月13日（日）幕張メッセにて、ジャパン・ライヴ最大規模となるショウを大成功させたフー・ファイターズのデイヴ・グロール。
その彼が「絶対に出演することはない」と公言していた映画へ“生涯一回きり”の出演をしたことで話題になっている作品がいよいよ日本で公開される。

７月公開の映画『テネイシャスD 運命のピックをさがせ！』はロックの殿堂入りを目指すジャック・ブラックとカイル・ガスの２人の凸凹俳優コンビが、悪魔の歯から作られたという伝説のギターピックを探しに旅に出るといった荒唐無稽なストーリーのロック・ムービー。海外では「その馬鹿っぷりは『スクール・オブ・ロック』を超えた」と名誉ある!?評価も得ている。

映画に登場するテネイシャスDは実際に実在するロックバンド。本業がイマイチだった時期に音楽好きのジャック・ブラックとカイル・ガスが結成したバンドで、2002年にはセルフ・タイトルのアルバムもちゃんとリリースしている。ただ遊びで発表しただけではなくダストブラザーズがプロデュース、ゲスト参加したデイヴ・グロールの口から「奴らがポスト・ニルヴァーナだ」とまで言わしめた逸材でもあるのだ。
そんな経緯から生み出された『テネイシャスD』の映画、監督はかつてのPVも手がけたリアム・リンチという、身内もとい、ゆかりの人たちが集まって作ったいわく付きの作品だけにデイヴ・グロールも出演を断れなかったのも納得といえよう。
とにかくデイヴも“人生最初で最後の映画出演”と言い放っている訳だし、これは要チェックの作品です。