宮部みゆき原作の傑作ミステリーを映
画化『ソロモンの偽証 前篇・事件』
完成披露試写イベント開催

クリスマスの朝に起きた男子生徒の謎の事件。警察は自殺と判断したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。
告発された容疑者はクラスメート。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画、そして犠牲者がひとり、また一人。もう、大人たちに任せておけない。隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される。

選び抜かれた先鋭たちの迫真の演技、脇を固める豪華俳優陣の熱演から目が離せないと公開前から既に話題を集めている本作だが、この度、2月23日(月)に東京国際フォーラムにて完成披露試写イベントが開催された。
宮部みゆき原作の傑作ミステリー長編を映画化『ソロモンの偽証 前篇・事件』完成披露試写イベント開催 (C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
イベントには、原作者・宮部みゆきのお墨付きを得て、役名での女優デビューを果たした主演・藤野涼子をはじめとする先鋭たちに加え、佐々木蔵之介、夏川結衣ら日本を代表する豪華俳優陣・総勢16名が華々しく登場。会場は5,000名の観客で満席になり、盛大な完成披露試写会となった。

以下、イベントレポートです。
宮部みゆき原作の傑作ミステリー長編を映画化『ソロモンの偽証 前篇・事件』完成披露試写イベント開催(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
≪登壇者≫
藤野涼子(15)、板垣瑞生(14)、石井杏奈(16)、清水尋也(15)、富田望生(14)、前田航基(16)、望月歩(14)、佐々木蔵之介(47)、夏川結衣(46)、黒木華(24)、田畑智子(34)、塚地武雅(43)、松重豊(52)、小日向文世(61)、尾野真千子(33)/成島出監督(53)

MC:まずは一言ずつご挨拶をお願いいたします。

藤野涼子さん「藤野涼子役をつとめました藤野涼子です。傍聴人の方々にこんなにたくさんいらっしゃるとは思っていなかったのでとても嬉しく思っています。皆さん作品を楽しんでいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。」

板垣瑞生さん「本当に僕はこの作品に関われて幸せだと思っています。仲の良い子どもキャストと大人キャスト、最高のスタッフの方々と作品を創り上げられたことが幸せです。今日は楽しんで帰ってください。ありがとうございます。」

石井杏奈さん「今回の前篇では松子がいることで強くいられる樹理の姿や不器用な愛情表現を観ていただければと思います。よろしくお願いします。」

清水尋也さん「今日はこんな素晴らしい会場で、完成披露試写会を迎えることができて幸せです。皆さん楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。」

富田望生さん「私が松子という役に出合い、生きていく上での考え方、人を思う気持ちなども良い方向に成長できていると思います。早く沢山の方に松子という人物に出会っていただきたいと思います。よろしくお願いします。」

前田航基さん「今日はたくさんの方に来ていただきありがとうございます。一昨年の11月から、オーディションがはじまりようやくたくさんの方に観ていただけてとても嬉しいです。よろしくお願いします。」

望月歩さん「皆さんにやっとご覧いただく時がきと思ってワクワクしています。皆さん楽しんで帰って下さい。」

佐々木蔵之介さん「こんばんは、これから大人のキャストが話しますが、子どもたちの立派な挨拶で現場を思い出してしまいました。本当に彼らはまっすぐにひたむきで、きれいな心で芝居をしていました。それに比べるわけでもないですが、僕たちも全身全霊でやらせていただきました。今日は楽しんで帰って下さい。」

夏川結衣さん「この映画では子どもたちが本当に成長して、見習わなくちゃと思うところもあり、刺激を受けました。子どもたちの活躍を沢山観てあげてください。」

黒木華さん「久しぶりに子どもたちに会ったら、成長していて撮影の時が遠い昔のように思えます。5,000人の方々と観られるなんてとてもうれしいです。」

田畑智子さん「この作品を通して、純粋な役者と出会い、仕事を始めた当初のことを思い出しました。楽しんで帰ってください。」

塚地武雅さん「ここをこうこうこう!(※塚地さんおなじみのギャグ)この映画はまっすぐな子どもたちの才能と、その才能を見抜いて選んだ監督の才能、そしてそれをわかっている私の才能で出来ています!(会場笑)私も新境地を切り開いたと思っていますので、よろしくお願いいたします。」

松重豊さん「監督と中学生の皆がすごい映画をつくったもんだな、と思って足を引っ張らないか不安でした。よろしくお願いします。」

小日向文世さん「監督の誠実さと粘り強さ、そして優しさがにじみ出ている作品だと思います。参加できて光栄です。よろしくお願いします。」

尾野真千子さん「私は23年後ということで出番はそれほど多くないのですが、参加させていただけてうれしいです。楽しんで観て下さい。」

成島出監督「今日は皆さん本当にありがとうございます。最高のキャスト、スタッフで創り上げたこの作品をようやく今日皆さんにお披露目出来て感無量です。」

MC:ありがとうございます。それでは私から作品にちなんだ質問をさせていただきたいと思います。皆さんがついた大きなウソとは何ですか?

藤野さん「母親が食器を集めるのが趣味なんですけど、コップを壊してしまって、父親のせいにしてしまいました。まだ言っていないので、帰ってから怖いですね(笑)。」

尾野さん「東京に出てきてあまりお仕事が無いときに実家に帰って、スケジュールは入っていなかったのに3日間くらいで、仕事が2件入っているからって言って帰ってきたことですね。」

MC:ありがとうございます。それでは撮影中に「これは有罪だな!」と思ったエピソードはありますか?

板垣さん「清水君は有罪だと思いました!ぶつかり合う役なので、過酷なシーンがあるんですけど、その後、凄く優しいんです。これはズルいなと思いました。」

前田さん「僕も清水君です。撮影所が少し遠くて朝早くからだと辛いんですけど、撮影所についたら、一発ギャグをやれって言って、しかも皆笑わないようにしているんです。朝から僕だけへこんでました。」

佐々木さん「この現場自体ですかね。冒頭の雪のシーン、撮影は夏なんですよ。音が入っちゃうので、冷房がかけられないから閉め切って、こたつつけてチャンチャンコ着ていましたらからね。」

塚地さん「そりゃありますよ!僕の娘役が松子ですけど、憎めないキャラでしょ?でも本編に悲しいシーンがあるんです。涙ながらのシーンの撮影の前に両親に対して松子が手紙を書いてくれて、それを読んでくれるんです。それは『泣けるわ!』と思いましたよ。罪ですね。」

MC:ありがとうございました。それでは最後に監督と藤野さんからお一言ずつお願いします。

成島監督「この映画はこの子たちが一昨年の11月にはじまった一万人のオーディションから昨年9月のクランクアップまで長い時間をかけて毎日涙を流し、笑いながら一丸となって創り上げた作品です。大勢の方に是非裁判の席に座っていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。」

藤野さん「真実とウソはどういうことかを考えながらご覧いただける作品だと思うので、ぜひ深く考えながらご覧いただければと思います。よろしくお願いいたします。」
映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は、<前篇・事件>2015年3月7日(土)、<後篇・裁判>2015年4月11日(土)公開! (C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は、<前篇・事件>2015年3月7日(土)、<後篇・裁判>2015年4月11日(土)公開!

配給:松竹
(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会

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