「星降る王国のニナ」10月放送開始、
ティザーPV公開　シグナル・エムディ
が制作

PVの一場面(c) リカチ・講談社／「星降る王国のニナ」製作委員会　テレビアニメ「星降る王国のニナ」の放送開始時期が10月に決まり、ティザーPVが披露された。

　あわせてメインスタッフも明らかとなり、監督を「絆のアリル」の駒屋健一郎、「プラチナエンド」のシグナル・エムディがアニメーション制作を担当することが分かった。

(c) リカチ・講談社／「星降る王国のニナ」製作委員会　同作は、リカチ氏が「BE・LOVE」（講談社刊）で連載中の漫画が原作。偽りの花嫁として大国の王宮にきた元孤児の少女ニナ（CV：田中美海）が、秘密を抱えながらアズール（梅原裕一郎）とセト（内山昂輝）、2人の王子の間でゆれ動く恋模様が描かれる。

(c) リカチ・講談社／「星降る王国のニナ」製作委員会　PVでは、事故で亡くなったフォルトナ国の王女アリシャの身代わりとなったニナ、彼女に偽りの王女となりかわることを求めた第二王子のアズール、ニナが嫁ぐことになった大国ガルガダの第一王子セトの姿がボイス付きで描かれている。

　メインスタッフからのコメント全文は以下のとおり。

【駒屋健一郎（監督）】
この作品のお話を頂いた時、コミックスを読ませていただいたのですが、とても面白くて一気に読んでしまったのを覚えています。
アズールやセトとニナの関係性も面白いところだと思うのですが、自分が一番惹かれたのは、「星の下なんだよってさ、そんな風に言うの嫌なんだ」というニナの心の強さです。それもただ強いだけではなく、強いけど弱くて、弱いけど強いみたいなところがとても魅力的だなと感じました。
それと背景や小物などの細かいところまで、ニナの世界がとても美しいなと思ったんです。
そんな作品の魅力を、アニメでも表現できるように一生懸命頑張ろうと思って、シナリオやコンテにはとても神経を使いました。
音楽も作品をとてもよく理解して作っていただいて本当に素敵に仕上がってるので、そこも見どころ（聴きどころ）だと思います。
それから撮影さんにも無理を言って、作品の世界観を表すために色々工夫していただいてるので、綺麗な映像になるのではないかと思っています。
スタッフに恵まれて、みんなで力を合わせて作っているので、楽しんで見ていただけると嬉しいです。

【山田由香（シリーズ構成・脚本）】
運命、宿命、陰謀、裏切り、そして愛。瑠璃色の瞳を持つ少女ニナと、彼女をめぐる二人の王子。
「星降る王国のニナ」には、読者の心をつかんで離さないドラマがぎゅうぎゅうに詰まっています。
アニメ化に参加することになって初めて読ませて頂いたのですが、「なぜ今まで読んでいなかったんだ、私！」と自分をぶっとばしたい気持ちになりました。
リカチ先生の紡がれた美しい世界を映像化するのは簡単なことではありませんが、ニナをはじめとした登場人物たちの想いを丁寧に大切に描きたいです。
映像ならではの、色や音、声優さんの声、時間の流れという力を合わせて、観てくださる方に「星降る王国のニナ」の世界にたっぷりうっとり浸って頂けたらいいなと思っています。
きっとニナから勇気をもらえます。ぜひご覧ください。

【竹谷今日子（キャラクターデザイン）】
リカチ先生の繊細美麗なキャラ達を、アニメで再現出来ていたらうれしいです。
ニナの様々な表情や、アズ・セトの二人の魅力を引き出せるよう描くのは難しいですが、色気を感じてもらえるよう、がんばります！

【田渕夏海（音楽）】
世界観と魅力的なキャラクターたちに惹き込まれて私自身も作品の大ファンになってしまいました。
正直好きなキャラクターがたくさんいすぎて一人に絞れません！笑
音楽はニナの凜とした強さをベースに、原作のシーンを思い浮かべながら心を込めて書かせていただきました。
皆さん放送を心待ちにしているかと思いますが私もその中の一人です！