ミュージカル『魔女の宅急便』が開幕
 キキ役 山戸穂乃葉、トンボ役 深田
竜生らコメント&舞台写真が到着

2024年3月8日(金)より日本青年館ホールにて、ミュージカル『魔女の宅急便』が開幕する。初日に先駆け行われた公開ゲネプロ&初日前会見より、キャストコメントならびに舞台写真が到着した。
「魔女の宅急便」は、児童文学作家・角野栄子が執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒット、日本のみならず世界的に有名な作品となった。1993年~1996年には、蜷川幸雄演出によりミュージカル化、2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化されている。
撮影=伊藤智美
さらに2017年には岸本功喜が脚本・演出を務め、新進気鋭の制作チームにより、新たなミュージカル版が上演され、連日大盛況で閉幕。熱気そのままに、2018年に再演、2021年に再々演が行われ、2020年には上海にて中国人キャストによる公演も行われている。そして2024年、新たなキャストで4度目の公演を迎える。
今回キキ役に抜擢されたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞を受賞した山戸穂乃葉。本作品がミュージカル初挑戦となる。さらに、キキの相手役となるトンボ役には、ドラマ『紅さすライフ』に出演し、カリスマモデル役でも話題を呼んだ深田竜生が抜擢された。また、キキの母であるコキリ役には生田智子、キキの父オキノ役は横山だいすけ、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役は白羽ゆり、おソノの旦那さんフクオ役には、お笑いコンビ「ライセンス」の藤原一裕が、前作に引き続き出演し、フレッシュな2人を盛り上げる。
撮影=伊藤智美
山戸穂乃葉
キキに決まった時は、初めてのミュージカルで主演ということで、とても不安が大きかったです。でも今は緊張をしていなくて、楽しんで頑張ろうと思っています。稽古場で、初めて言った一言目の台詞は、今考えると声も低かったですし、キキの声ではなかったと思います。多分ほかの人と比べても自分の元の声が低いので、13歳のキキとして、高い声で、元気に純粋に、がむしゃらにお芝居出来たらと思います。2時間半のお芝居の中で、キキとトンボの大きな成長をお届けしたいと思っています。最後のキュンキュンシーンもお楽しみに!ぜひ劇場にいらしてください。
深田竜生
稽古を重ねてきて、よりこの作品が大好きになりました。明日からの本番も楽しんで、トンボとして生きたいと思います。自信は...バッチリです。稽古場では、山戸さんにリードして頂いていました。芝居のエネルギーもキャッチボールなので、自分を助けていただきましたし、先ほどもとても緊張していたんですが、キキは緊張してなかったのを見習って、本番中は僕がリード出来たらと思います。稽古を重ねてきて、声が通るようになったのかなと思います。1公演1公演、日々挑戦して、ほかの出演者の方の演技を吸収できるところはしながら頑張りたいです。
白羽ゆり
初演の頃は、誰もが知っている作品というイメージを守りたいなという気持ちが強くて必死でしたが、今回はキキちゃんの生き生きしたフレッシュな姿を見ていてとても嬉しく、キキちゃんを中心に回っているなって感じています。山戸さんと深田さんは、役にちゃんと向き合って、キキちゃんととんぼの成長は、お二人の成長と重なってみえて、すごいなと感じています。
生田智子
お芝居とはいえ、キキに「私、愛されてる」という安心感や幸福感を感じてもらえるように、リアルなお母さんを演じたいといつも思っています。最初に山戸さんに会った時はとても大人っぽいという印象でしたが、一か月の稽古を経て、「13歳のかわいいキキちゃん」になっていて、本当にびっくりしていますし、とても楽しみです。
横山だいすけ
娘キキが生まれた時から、成長して旅立つまで、親として愛情を込めて見守っています。お客様にもきっと同じくキキの成長を見守っていただけると感じています。
この物語では、キキだけでなく、トンボやそれぞれのキャラクターの成長も感じます。そして自分自身も この物語の中で生きていると実感しながら、明日に向かって生き続けます。
藤原一裕(ライセンス)
自分の役の見どころを皆さんが本当に注目されていると思いますが。台詞は無い役柄ですが1回だけ咳払いがあります(笑)。そこに全てが集約されています。それを見逃さないで、観ていただきたいです。歌はもちろん歌っています!稽古場に行くたびに、キキとトンボになっていく2人を見ていて、若い人ってこんなに短期間に成長するんだと、素晴らしいと感じました。

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