相葉裕樹が再び座長に就任で「南北朝
時代」を描く歴史ロマン ミュージカ
ル『ながされ・る君へ~足利尊氏太変
記~』開幕へ

2023年12月28日(木)~31日(日)明治座にて、シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』(通称:る太)が上演される。開幕前日に行われた囲み取材と公開舞台稽古の模様が到着した。

2011年より、演劇製作会社る・ひまわりと創業140年を越える老舗大劇場の明治座がタッグを組み、「大人たちが本気でふざける」をモットーに、“面白おかしく、そしてなんとなく歴史が学べる舞台公演“として、世界に誇れる「日本人」そして「日本の歴史」を面白可笑しくシュールに上演してきた“祭”シリーズ。伝統ある商業演劇スタイルに則って第一部ではお芝居、第二部ではショーの二部構成で届ける。
シリーズ最新作となる今年の第一部の演目は『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』。朝廷が南北に分かれる混迷の時代を描いた軍記『太平記』をモチーフに、朝廷と幕府の覇権争いに巻き込まれる武士たちの奮闘を描く。主人公は源氏の血を引く足利尊氏。時代の大きな波や、周囲の圧に翻弄され、流され、それでも自分らしく生き抜いた足利尊氏の想いを描く壮大なミュージカル。やる気のない、権力にも無頓着、ただ家族とのんびり暮らしたい兄の尊氏と、源氏の血にこだわり尊氏に期待する弟・直義。日本全土を巻き込んだ史上最悪の兄弟喧嘩“観応の擾乱”はなぜ起きたのか?激動の時代を駆け抜けた男たちの歴史ロマンを届ける。第二部では、『猿楽の日1338~近頃都で流行るものフェスティバル~』と題した、室町時代の音楽番組に、今、都で流行中のアーティストたちが集合する。
主演には、初演の座長相葉裕樹が再び座長に就任。脚本は池田テツヒロ。演出はシリーズ3度目の演出をつとめる原田優一。音楽には、かみむら周平を迎え、日本発のオリジナルミュージカルを創り上げる。
相葉裕樹
最高の脚本と的確なディレクションを受けて、面白いだけではない重厚なミュージカルが出来上がったと思います!その緩急を楽しんでいただけたら嬉しいです。
二部のショーではキャラクターも変わるので、一部とはまた違った個性豊かなキャラクターをお楽しみください!
最高の2023年の締めくくりになると思いますので、まだお時間がある方は、ぜひ、明治座に遊びにきていただき、一緒に年を越していただけたらと思います。
内藤大希
同年代の出演者が多くて集中して楽しく、僕にとってはご褒美のような稽古期間を過ごさせていただいたので、その幸せな時間をお客様に年末に届けて、素敵な2023年の締めくくりにしたいなと思います。
(相葉さんについての質問に)座長の相葉さんの魅力は、長身と笑ったときに愛嬌のある笑顔と、第二部でも見られるような振り切った笑いのセンスだったり、舞台の真ん中に立つと求心力もあるというところだと思います。今回の舞台は相葉さんのいろんな魅力がたくさん詰まった作品になっていると思います!
石川凌雅
2023年をこんなに素敵で楽しい作品で締め括ることが出来て光栄です。
本当にワクワクしていて、皆さまにお届けするのが楽しみです。
周りの本気で楽しいものを作るぞ、という意気込みがすごく、ついていけるか最初はドキドキしていたのですが、
今はそういう緊張感も背負って楽しみたいと思っております。

上口耕平
短い稽古期間でしたが原田さんの的確なディレクションのおかげで濃密に何度も芝居を深めることができたのでとてもしっかりした作品ができたぶん、2部とのギャップがものすごいことになっているので(笑)お客様にお届けするのが楽しみです。
原田さんの演出を受けて途中でディレクション最中にこういう風にやってほしいと再現されることが幾度もあるんですけどもうますぎる!おもしろすぎて思わず稽古場で拍手が起きるんですよ。
またいろいろ原田さんの演出受けたいなと思いました。
明治6年に創建されたました明治座に、今年60歳になる私が初めて出演できたことは、私の人生にとって大変な事件でございます。最高に興奮しております。明治座はお食事処も大変充実しておりますし、楽屋もとても素敵なんです。ここに住みたいような気分です。亡霊として(笑)
水夏希
年末の“祭”シリーズは3回目の出演になります。お客様がワクワクされて開幕を待っていらっしゃるのが伝わってくるので、私も同じくらいワクワクしております。はりきって年末を迎えたいと思います。相葉さん率いる座組全体の雰囲気はすごく和やかで、だけど稽古はしっかり丁寧に積み重ねている感じです。座長の雰囲気が伝染するんじゃないかなと思っています。やるときはやるし、ふざけるときはふざけて、終始和やかな稽古場でした。
池田テツヒロ(脚本)
今回、るひまの“祭”シリーズに初参加なのですが、良い脚本がかけました。(笑)
この物語の元になった太平記は、暗くて長い悲劇です。でも年末の“祭”シリーズで、そんな悲劇は見たくないのではと思いまして、最終的にお客様が笑顔で帰れる仕掛けをご用意しておりますので、お楽しみに。
原田優一(演出)
今回で演出とキャストの両方を務める、“祭”シリーズの出演は3回目です。
脚本、音楽、振付なども全て含めて最高の材料を頂いて創作活動ができておりますので、これでおもしろくないわけがないです。いつも作品を作る時は出産のようだと言っているのですが、今回もいい子が産まれると思っております!
キャラクターに対しても、役者さんに対しても愛情をいっぱい注いでおりますので、どうぞお楽しみください。

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