「モノノ怪」舞台版第2弾「座敷童子
」薬売り役・新木宏典ら続投で上演決
定 脚本は原作に携わった高橋郁子

(c)舞台『モノノ怪~座敷童子~』製作委員会 アニメ「モノノ怪」の舞台版第2弾として「座敷童子」が舞台化されることが決定した。2024年3、4月に東京と大阪で上演される。脚本はアニメ版で同エピソードを手がけた高橋郁子が担当する。
 2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された中村健治監督による「モノノ怪」は、人の情念や怨念にあやかしがとりついた“モノノ怪”を斬ることができる薬売りの男が、諸国を旅しながら、さまざまな怪異に立ち向かっていく姿を描く和製ホラー作品。24年夏には完全新作となる劇場版の全国公開が控えている。舞台版は今年2月に第1弾「化猫」が上演された。
 舞台版第2弾「座敷童子」は、アニメの第1~2話で語られたエピソードの舞台化。老舗宿に駆け込んだ訳ありの女・志乃は、お腹の赤子のために泊めてほしいと懇願し、根負けした女将・久代によって開かずの間へと通される。志乃はそこで、居合わせた薬売りとともに奇怪な現象に巻き込まれていく。
薬売り役の新木宏典(c)舞台『モノノ怪~座敷童子~』製作委員会 「座敷童子」では「化猫」から、薬売り役の新木宏典をはじめ、白又敦、大平峻也、岡田夢以、新原ミナミ、中村哲人、西洋亮、高山猛久が続投。新たに西銘駿(白又とのダブルキャスト)と加藤里保菜が出演する。演出・映像は「化猫」に引き続きヨリコジュンが担当。
 東京公演はIMM THEATERで3月21~24日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで3月29~31日に実施。4月4~7日にはIMM THEATERで東京凱旋公演が行われる。特典付きチケットが1万3000円、特典なしチケットが1万1000円。12月24日までオフィシャル先行抽選を受け付けている。
 主演の新木と中村監督によるコメント全文は以下のとおり。
【中村健治(アニメ「モノノ怪」監督)
アニメ版「座敷童子」を作ることになった時、舞台で活躍されていた高橋郁子さんの顔がすぐ浮かびました。
物語のテーマも高橋さんの描きたいものと「モノノ怪」がどうコラボレーションできるかを優先した結果です。結果かなり生々しいお話になり、自分もニュアンスを掴むため「妊婦さん」にお話を聞いたりして演出に活かしました。
いろいろな要素が「命の誕生」の瞬間にはあり、その前段にもたくさんの「思い」「辛さ」「うれしさ」「必死さ」「不安」「愛」「孤独」などがあることを自分も学んだ作品です。
舞台「化猫」のチームならば、そして高橋さん直々の脚本ならば、見事な舞台として産み落としていただけるはず。大きな産声の予感がしています。
【新木宏典(薬売り役)】
舞台「モノノ怪」が、新作で戻ってくることになりました。
前作を行った際に、達成感に近いくらい、できることを全て使った気でおり、今回どのような作品になるのか、私自信想像できません。
前作を超えることは自覚を作る上で必須であり、これにプレッシャーを感じないと発言するのは、偽りの言葉を使おうとしても難しいですが、楽しみに思っていることは確かです。
今の自分からでは生み出せないような世界をお見せすることができるよう、カンパニー一同で精進して参ります。

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