岡部麟大盛り上がりの生誕ソロイベ
「卒業してからも芸能界で頑張るので
ずっと応援してください！」

佐藤仁

2023年11月12日 17:31

ピンクのお姫様衣装で登場「ハート型ウ
ィルス」「チューしようぜ」スタートダ
ッシュ

2023年11月12日、東京・有明セントラルタワーホールでAKB48岡部麟の生誕祭イベント「OKABE RIN BIRTHDAY EVENT」が開催され、300人以上のファンが集結した。

岡部麟といえば赤のイメージが強いが、この日はお姫様のようなピンクの衣装でステージに登場すると「ハート型ウィルス」で会場を多いに盛り上げた。会場からも大きな拍手と声援が上がり、間奏では「少し過ぎちゃいましたが、今日はお誕生日会！みんな来てくれてありがとう！！！みんなのこと、大好き！！！！」とにっこりしながら語ると会場からも大きな声援。300人以上のファンの座っている席の間を回って盛り上がっていた。2曲目は「チューしようぜ」でも会場ヒートアップで勢いあるスタートダッシュに会場が沸いていた。

岡部麟は自身の誕生日を迎えた2023年11月7日、AKB48を発表することを手書きのメッセージで報告していた。卒業発表してからファンの前に登場した岡部麟は「こうやってAKB48のキャッチフレーズをできる機会も少なくなってしまいますので、AKB48の自己紹介やります！」と語ると、会場は再び盛り上がり、岡部が「お！かべ！リンリン、もしもし茨城県代表りんりんこと岡部麟です」と自己紹介すると、会場から大きな拍手と声援。その後、スタッフからサプライズで誕生日ケーキが届けられると、会場全員で「ハッピーバースデー」を歌ってお祝い。

「ファンの方全員に平等に卒業発表を伝
えたかったので手紙にしました」

続けて岡部麟は「誕生日を迎えた瞬間に卒業発表をしてしまいまいた。私は17歳の高校2年生の時にチーム8のオーディションを受けて合格して、それから10年間、AKB48として活動してきました。今年27歳です。10年も経ったんだなと実感しています。芸能人として必要なスキルはちょっとは身についたかなと思います（笑）でもAKB48にいて私が一番いただいたものは、人として皆さんからもらった愛を感じたり、私から愛を返したいと思うようになったことです。また、仲間との絆を大切と思うようになりました。人間として成長することができました。でも楽しいことばかりではありませんでした。悔しいことや辛いこともたくさんありました。7割くらいはそういう大変だったことかもしれません（笑）でも、それをはるかに超えるくらいの喜びや幸せ、嬉しいことがありました。そのような幸せな時間が私を守ってくれました。だから10年も続けられました。今はこんなにたくさんのファンの方が来てくれて、少しは成長することができたのかなって嬉しく思います。来年4月に卒業するまでは120％アイドルとして、皆さんと楽しみたいです！卒業してからも私のことを見守って応援してください！」と挨拶すると会場から大きな拍手が鳴り響いていた。

また岡部麟は手書きの手紙で卒業発表したことについて「劇場公演では直接見られる人、配信で見られる人、見られない人と差が出てしまいます。私にとってファンの方は全員平等に大切です。そのためファンの方全員平等に私の卒業発表を伝えたかったです。発表したのが夜中だったんで寝てて翌朝になっちゃった人もいたかもしれませんが（笑）また自分の言葉で語ると、言いたいことを伝え忘れてしまったり、違うニュアンスで取られてしまうかもしれないと思ったので、確実に自分の熱い思いを伝えたいと思い手紙に書きました」と発表のエピソードを披露。

やりたかった「ええー！！！！」に満足

岡部麟は続けて「でも、AKB48メンバーとしてどうしても"卒業します"で、ファンからの"えーーー！"をやりたかったんです。やってもいいですか？（笑）それだけが心残りだったんですよ（笑）でも他のメンバーのファンの人にまで"えーー"をやってもらうのが嫌だったんです（笑）ここでやってもいいですか？？悲壮感のある"えーー"お願いしますね」と語ると会場も大爆笑。

その後岡部が「卒業します」と挨拶してファンの方が「ええー！！！！」と大きな声で応答。岡部麟もにっこり笑いながら「こんなことに付き合わせちゃて、本当にすみません（笑）卒業してからもずっと応援してください！」とにっこりして大満足すると会場から再び大きな拍手。

「様々な仕事に挑戦できて充実した1年
でした」

振り返りコーナーでは26歳の岡部麟を振り返っていた。2022年12月に舞台「私は怪獣－ネオンキッズ Live beat－」、2023年3月には舞台『鋼の錬金術師』、2023年7月にはミュージカル『ピーター・パン』と舞台出演時のそれぞれの思い出やチーム8活動休止前コンサート、2023年10月に開催されたAKB48コンサートなどを振り返って思い出を語っていた。最後に「AKB48の仕事では少し悔しい思いをしたこともありましたが、様々な仕事に挑戦できて充実した1年でした」とコメント。

「麟ちゃん以心伝心ゲーム」では岡部麟が思っていることと同じかどうかを当てるクイズを実施。「岡部麟が行ってみたい国は？」で岡部は「シンガポール」、「岡部麟が見てみたいと思う世界遺産は？」で岡部は「マチュピチュ」、「岡部麟が好きなお風呂の温度は？」で岡部は「38.5度」と回答して、会場のファンと一緒に盛り上がっていた。

他にファンからの質問コーナー、ファンとビンゴゲーム、撮影タイムを実施。

「これからは1人の岡部麟として芸能界
でやっていきます」

最後に岡部麟は「300人以上の方が、私のために有明まで来てくれて、本当にありがとうございました！卒業することは1年前に決めていましたが、卒業することはとても不安です。これからは1人の岡部麟として芸能界でやっていかないといけないです。私はAKB48として終わるつもりはないです。この先長く岡部麟として芸能人としてやってきたいと思っています。そのためにも、大好きだったAKB48を卒業して早く戦いにいかないといけないなと思っていました。この先ずっと芸能界で長くやっていきたいと思いますので、これからも引き続き応援してください！」」と挨拶すると会場から大きな拍手が起きていた。最後はファンの方全員とハイタッチをしてお見送り。