BS11主催『貴公子たちの音楽会』第3
弾@博物館明治村編、演奏曲目が決定
 石井琢磨・菊池亮太と高島健一郎率
いる「REAL TRAUM」から2名も登場

BS11が主催する、テレビ番組とイベントと配信をハイブリッドした、新スタイルのエンタテイメント『貴公子たちの音楽会』第3弾@博物館明治村編の開催が、2023年10月28日(土)に迫り、演奏曲目が発表となった。
近年伸長著しいYouTubeピアニストたちを中心に、様々な音楽家たちが登場して、豪華なエンタテイメントを提供する本企画。今回この企画にキャスティングされたのは、初回の好評をうけ、もっともチケットの取れないクラシック・ピアニストに成長した石井琢磨とアグレッシブかつジャンル横断的なピアノスタイルの菊池亮太の2人。番組とイベントを、MCとして切り盛りし、ピアニストたちとコレボレーションも見せるのは、オペラ・ボイスのコーラス・グループ「REAL TRAUM」のメンバー高島健一郎と鳥尾匠海。そして、YouTuberピアニストの新進気鋭として注目を浴び、紀尾井ホールのリサイタルも完売した「Budo」の追加出演も発表されている。
演奏予定曲目:ガーシュイン「アイ・ガット・リズム」、「前奏曲」、アイルランド民謡「ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)」、クライスラー/ラフマニノフ「愛の悲しみ」、レハール「君は我が心のすべて」、山田耕作・三木露風「赤とんぼ」、ドビュッシー「月の光」、ヘンリー・マンシーニ「ムーン・リヴァー」、「千の風になって」、ピアソラ「フーガと神秘」「リベルタンゴ」、ハチャトゥリアン「剣の舞」、ヨハン・シュトラウス「ラデツキー行進曲」(連弾)

曲目発表に合わせて、本企画のコンテンツプロデューサーであるBS11の長嶌氏のインタビューが到着した。
>(NEXT)プロデューサーインタビュー
近年伸長著しいYouTubeピアニストたちを中心に、様々な音楽家たちが登場して豪華なエンタテイメントを提供する『貴公子たちの音楽会』。
3回目にして愛知に初上陸し、しかもあの博物館明治村内での開催。第1回目の会場となった明日館の建築家であったフランク・ロイド・ライトが、ちょうど100年前に建てた帝国ホテル中央玄関で、建築100年を記念したイベントとして明治村との共同企画で実現したものである。「CASA BRUTAS」でもちょうどフランク・ロイド・ライトの大特集が行われ、当然この帝国ホテル中央玄関にも注目があつまっているが、このコンサートではライトが生きた100年前の音楽を紹介しながら、20世紀の音楽を楽しめる内容となりそうだ。ガーシュインの名作「ラプソディ・イン・ブルー」がちょうどこの建物ができた翌年1924年に生まれた作品であり、クラシックとジャズが出会った時代状況を反映したものとなりそうだ。
この企画のコンテンツプロデューサーであるBS11の長嶌氏に話を聞いた。
――この企画を立ち上げられたきっかけは、何だったのでしょうか?
YouTubeを舞台に活躍するピアニストたちが、CMや音楽番組、芸能・情報番組などにひっぱりだこになっていて、その人気を後押ししているのがピアニストたちのYouTubeチャンネルの登録者たちでした。20万人、50万人、中には100万人を超える登録者を持つアーティストたちがどんどん台頭してきていました。BS放送の視聴者は映画、紀行、教養番組はもちろん、音楽や芸術をゆったりと楽しみたいという層も多く、視聴層とマッチする出演者になってくれる、かつYouTubeでコンテンツを楽しんでいる層にも支持してもらえるのではないかと思い、ぜひ番組を一緒に作れないかと注目していました。
――2回を終わっての手ごたえはいかがでしたでしょうか?
想像していた以上に、ご来場いただいたお客様や視聴者の皆様から、熱い反響をいただき、早く次をと思って参りましたが、みなさん人気も高くなかなかスケジュールをあわせるのが大変でやっと博物館明治村さんからのご提案や協力を得られて、実現できることになりました。
――今回はどのようなコンサートとなるのでしょうか?
博物館明治村の中心的な建物である、旧帝国ホテル中央玄関は、ちょうど100年前に竣工した、フランク・ロイド・ライトの建築の中でもNYのグッゲンハイム美術館と双璧と言える、代表的なレガシーです。特別な空間で特別な音楽をというコンセプトを掲げてきたこの企画にとてもふさわしい場所で実現できることをまず喜びたいと思います。
そして音楽は、この建物ができた100年間から現在につながるようなものを感じられるように、演者の皆さんにもご協力をいただきました。ガーシュインが「ラプソディ・イン・ブルー」を世に送り出した時代の雰囲気を音楽で感じていただければ幸いです。石井さんが学ばれたウィーンの作曲家でヴァイオリニストのフリッツ・クライスラーが最初で最後の来日コンサートツアーをしていたのも、ちょうど100年前の1923年。また高島健一郎さんが学ばれてよく歌われている、オペレッタの帝王レハールがどんどん名曲を生み出していたのも1920年代でした。唯一無二なエンタテイメントを体験いただけると思いますので、是非多くの方にご覧いただきたいと思います。

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