木村慧人、阿部顕嵐ら出演のダンスパ
フォーマンスステージ『BREAK FREE
STARS』 稽古場レポート&スポット
映像が公開
本作は 360 度に広がるステージが客席を囲む、IHI ステージアラウンド東京で上演される。広いステージを生かした迫力あるパフォーマンスをつくりあげるため、演出の植木 豪がキャスト1人1人に声をかけ、キャストも積極的に意見を出して議論を重ねていた。Toyotaka、HILOMU、RYO らがそれぞれの特技を生かし、パフォーマンスの指導を行う場面もみられた。
続いて、ブロックごとの通し稽古がスタート。「クラブ“BREAK FREE”…開店だ!」ヒップホップの聖地であるクラブ“BREAK FREE”のオーナー・マサ(吉岡 佑)の声とともに音楽が鳴り響く。ニューシティで人気のダンサー・アース(木村慧人)と、同じく人気を誇るクールな自信家・デューク(松田昇大)のダンスバトルや、ホーイチ(後藤 大)のラップで、序盤から熱気は最高潮。ダンスを武器とする実力派のキャスト陣によって、迫力溢れるパフォーマンスが繰り広げられる。
誰かがダンスの技を決めると他のキャストから一斉に歓声があがったり、その場面で舞台に立たないキャストも振りを覚えて一緒に踊っていたり…稽古場の雰囲気はとにかく明るく一体感があり、カンパニーの団結が伺えた。
ヒップホップを愛する若者たちと、それを害悪として取り締まる刑務官。普段は役柄と関係なく仲が良いキャスト陣だが、物語では一変、一触即発の対立が描かれる。クガ刑務局長(高橋駿一)を筆頭にソーマ刑務官(阿部顕嵐)、コウチ刑務官(高野渉聖)らがクラブ“BREAK FREE”に突入。迫力溢れる、アクロバットを交えたアクションシーンが繰り広げられていく。ヒップホップスターたちは捕らえられ囚人となってしまうが、ソーマ刑務官はかつてアースたちと共にヒップホップを楽しんでいた過去があるようで…。
稽古場にはボールやフラフープなど、監獄にあるまじき小道具がたくさん用意されていた。それらが囚人たちによって、一体どのようなパフォーマンスに使われるのか。
囚人となったヒップホップスターたちは自由を取り戻し、ヒップホップを守ることができるのか。
「Hip Hop is not a crime」
信念を貫く彼らの姿を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
SPICE
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