「これが『新テニミュ』だぞ!」とい
う感覚を思い出して! ミュージカル
『新テニスの王子様』The Third Sta
geゲネプロレポート
約2年ぶりの『新テニミュ』本公演に帰ってこられて嬉しいです。リョーマくん、まさかのアメリカ代表になりました。見てくださいこの星条旗のジャージ! 自分自身、見慣れないです(笑)。キャラクターもキャストも国際色豊かで、稽古段階から刺激をたくさんいただいたのでこれはすごい舞台になるんじゃないかと思っていますし、稽古をしてきた僕らですら本番でどうなるか予想がつかない。みなさんと一緒にたくさん驚けるような素敵な舞台にできたらいいなと思います。今回のリョーマは仲間への想いやどれだけ周りの人に成長させてもらってきたかが大きく描かれていますので、そこも楽しみにほしい。また、久しぶりの『新テニミュ』の本公演なので、とにかく「これが『新テニミュ』だぞ!」みたいな感覚を観ているみなさんに思い出してほしいです。劇場の中はオーストラリアです! 本当にU-17 WORLD CUP(アンダーセブンティーン ワールドカップ)を観にきてるんだなという熱い気持ちで、ぜひ『新テニスの王子様』の世界のひとりになったつもりで観にきてほしいです。僕たちがたくさん頑張ってきたことをぶつけていきます!
全員一丸となって稽古を走り抜けました。ここにいるザックも稽古序盤から長ゼリフを覚えていて、日本人キャストがみんな焦るということがありました(笑)。僕たちも今日ミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stageがオープンするのが楽しみです。ミュージカル『新テニスの王子様』The Second StageからThe Third Stageと、とても色濃くバトンが渡ってきました。前作に出ていたキャストの想いも受けてさらに登っていきたいです。また、平等院はシリーズ全体としてのテーマ、“義”“強くあるとは”をとても担っている役だと感じていて、僕自身はそこを常に大切に演じていきたいです。通し稽古も初めて見る光景で、本当に今までにない舞台になっていると感じています。「ここは日本じゃないのでは?」と思うようなシーンもありますし、終演後には「観て良かった。明日も頑張ろう!」と思ってもらえるような舞台になっています。来てくださるお客さまと一緒にこの作品を楽しんでいけることを嬉しく思っています。
舞台の経験はありますが、プロとしてステージに立つのは今回が初めてです。稽古が始まる前は「ファンのみなさまのために頑張らなきゃいけない」という気持ちがあり、緊張してうまくキャストの中に入れるかどうか不安だったのですが、みなさんが超優しく、いろいろ手伝ってくれたり教えてくれたので、今ではファミリーになった気持ち。とても感謝しています。ボルクはとても強くて真面目、ストイックなキャラクターですが、首につけているこのネックウォーマーはファンからもらったという設定があって、多分、ファンのみなさんのために頑張るというリマインダーなのかなと。彼のそういう優しい部分も観てもらいたいです。みなさんと一緒に頑張って稽古してきました。熱い試合をお届けしたいと思います。とにかく頑張ります!
稽古場でそれぞれのチームで向き合ってきた結果が今日から舞台上で出ると思います。早く届けたい気持ちはキャスト一同あったので、自分たちもすごくワクワクしていますし、お客さまにも楽しみにしていてほしいですね。原作の物語を知っている方も観に来てくださると思うんですけど、試合展開を知っている上で「次、どうなるんだろう?」とドキドキした気持ちで観ていただけたら。ドイツチームに入った手塚国光はまだ舞台で誰も演じたことがないという責任やプレッシャーはありますが、楽しみです。個人的な見どころは、青学(せいがく)でいつも手塚が部員たちに言っている言葉を手塚がボルクから言われるシーン。また新たな歴史が刻まれていきます。目を離さず最後まで応援していただけたら嬉しいです。
僕は今回が初舞台で、右も左も分からず緊張もしているんですけど、稽古で頑張ってきたことを一生懸命やり、みなさまに楽しんでいただけたらなと思っています。長い歴史がある作品に新しいキャラクターとして出るということで、原作読者の方々のイメージを壊さないように、でも新しいものを見せられたら。原作漫画でもアニメでも見られない、歌ったり踊ったりしている王子をお見せしたいと思っています。プランスは王子なので、気品高く、誇り高く、ピシッとしたキャラなんですが、ルシャボウくん(リョーマ)との試合の中でだんだん熱くなっていくところがお互い中学1年生らしいなと(笑)。可愛らしい部分とかっこいい部分のギャップを感じていただけたら嬉しいです。僕自身子供の頃から観ていたミュージカル『テニスの王子様』の影響でテニスを始めたりもしました。僕が感じたあの感動やワクワク、かっこよさを客席のみなさんにも感じていただけたらと思います。
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