千花有黄、憧れのちあきなおみのヒッ
ト曲を唄うコンサート開催「声の続く
限り歌い続けていきたい」

最新シングル『涙を抱きしめて』がロングセラー中の千花有黄が9月24日(日)東京・赤坂のマリーグラン赤坂で<千花有黄 メモリアルステージ~憧れのちあきなおみを唄う~>と銘打ったライブを開いた。
文学座付属研究所で3年間演劇を学んだ後、演歌歌手としてデビュー。2年の充電期間を経て、2005年、「千花有黄」として再デビューし、2011年5月、日本クラウンに移籍。つんくがプロデュースした「北斗の愛」で「第48回日本クラウンヒット賞」敢闘賞を受賞。その後もテレビ、ラジオ、コンサートなどで多くのファンの人気を集めている。

この日のステージは、全国から駆けつけた約120人の熱烈ファンで満席の中、憧れの歌手・ちあきなおみのヒット曲を中心に構成。

クリアトーンズの生バンドの演奏をバックに、ちあきの大ヒット曲で、「第14回日本レコード大賞」受賞曲「喝采」でオープニングの幕を開けた後、「私はこうして生きてきました」を披露し、「私がデビューいたしましたのが1992年9月5日で、いまとは違う名前でデビューしてから31年になります。そして、ちあきなおみさんは同じ1992年の9月17日に最愛のご主人・郷鍈治さんを亡くされ、それ以来、表舞台から去っていかれました。ですから私がデビューした年には、ちあきなおみさんはもう歌うことがなくなってしまいました」と、ちあきの歌の歴史をたどりながら自身とを比較。

今回、ちあきのカバー曲を中心に選曲したのは「いま歌わせていただいたちあきなおみさんの『私はこうして生きてきました』を聴いて、大変な共感を覚え、(歌手としての将来に不安を感じていたときに耳にした)この歌で一筋の光を見出しました」と、ちあきに人一倍の憧れを抱いていたからで、その9月という月に「今日は、ファンの皆さんの前でぜひちあきなおみさんの歌を歌わせていただきたかった」として同ライブを行ったもの。

続いて、「四つのお願い」「夜間飛行」「さだめ川」「矢切の渡し」「紅とんぼ」「かもめの街」など数々のちあき作品を熱唱した。

また、オリジナルナンバーから、つんくが作曲した「北斗の愛」や最新曲「涙を抱きしめて」を含めて全18曲を熱唱し、「ちあきなおみさんは歌い続けることはありませんでしたが、私は声の続く限り歌い続けていきたい。いくつまで歌えるかはわかりませんが、皆さんに歌っていだけるようないい歌を出し、いいステージを心がけて頑張って歌っていきますので、これからもぜひ千花有黄を応援してください」と熱っぽく話していた。

(提供:サンニュース)

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