嵐・二宮和也、嵐は空中分解すること
は今後もきっとない

大好評連載中の・二宮和也くんの「It(一途)」。

今月のテーマは「儚きもの」。

ニノにとっては戻りたいと思う“あの頃”がないそうです。

「物理的に年齢を重ねたし、時代もどんどん変化するから単純に今が一番生きやすい。“経験”のおかげかな。大人になるほど楽しいのは自分が何をすべきかわかって、対処法が増えるからだと思う。」とニノは話していました。

そんなニノにとってアイドルの定義は“儚いもの”だそうです。

「本人も分からないままデビューして、輝いて、あらゆるところに登場して、までがひとつのプロセスだと思われてるから。」と話し出したニノは「昔のアイドルグループみたいに大ブレイクしてパッと解散するのってすごいなぁと思う。」と言いました。

まるで花火みたいに盛大に打ち上がり、華々しく消えていく終わり方はアイドルとしては美しいと思うニノは「ジェームズ・ディーンみたいに、人がグループとしての彼らのことを思い出すときはあの頃のまま老けてないんだよ?」と言いました。

しかし「今と昔ではアイドルとしてのせつなさや儚さも含めてあり方が変わってきてるかも。」と言い、嵐の話になりました。

「オレたちって何だか体力のあるグループだよね。」と言い出したニノはアイドルとは何だろうと思うことがあるそうです。

「歌って踊ってキラキラ輝く機会は後輩に譲っていくのが自然なことだと思う。でもアイドルであることを抜きにしても嵐が空中分解することは今後もきっとないだろうな。」とニノは言いました。

「嵐はみんなが大人だから。今後、仮に想定外のことが起こって仲が悪くなったとしても、テレビで見せる姿は1ミリも変わらないと思うよ。」というニノ。

嵐は今年15周年を迎えますが、一度もケンカをしたことがなく、またメンバー同士でキレることも一切なかったそうです。

「他のグループの話を聞くとケンカしながら絆を深めていくところもあるみたいだし、関ジャニ∞みたいにメンバーだけで新年会をやるような関係もあるけど、うちはそういうのも全然ない。」と言い、「うちは本音を感情的にさらけ出すタイプのメンバーが一人もいないんだと思う。だからこそ心地いいし、ずっと仲良くいられる。」と話していました。

嵐のグループの関係も良好で心地いい場所であると話すニノですが、未来のことは分からないと思っているそうです。

「未来が分からないというリスクがあるからこそ面白いし、未来のリスクを考えたら何もできないよ。」とニノは言いました。

ここからニノの恋愛論へ。

終わるリスクや傷つくダメージを恐れるならそれは最初から恋愛じゃないとニノは考えているそうです。

「オレよりもっと年上の人でも未だに恋愛してる人がいて、きっと何度も傷ついてると思う。それでも懲りずに恋愛するのはきっとその儚さや苦しいことを受け入れてもなお恋愛が素晴らしいものだから。それを知ってるから大人の恋をするんだと思う。」とニノは話していました。


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