ダンサー・振付家の小暮香帆がソロ活
動10周年を記念して『D ea r 』を披
露、音楽の角銅真実と共演

ダンサー・振付家の小暮香帆が2023年2月3日(金)~5日(日)横浜・BankART Stationにて、ソロ活動10周年公演『D ea r 』を上演する。
小暮香帆|KAHO KOGURE (c)Chikashi Kasai
小暮は6歳より踊り始めた。国内外で自身の作品を発表しながら劇場、ライブ、メディアなど様々な領域で活動。近年はミュージシャンはじめ他ジャンルのアーティストとのコラボレーション、映画/映像作品への振付出演、“beautiful people”S/S2023パリコレ出演など活動の幅を広げている。第6回エルスール財団新人賞受賞。DaBYレジデンスアーティスト。2022年度アーツコミッション・ヨコハマU39アーティスト・フェロー。めぐりめぐるものを大切にしている。
小暮香帆|KAHO KOGURE  (c)Reiji Kasai
そうした小暮の活動のなかでもソロ公演は毎回入魂の舞台。『遥かエリチェ』(2013年)、『ミモザ』(2015年)、『ユートピア』(2017年)では、繊細にしてしなやかで時に大胆な踊りを披露し、独特な透明感に満たされた世界を立ち上げてきた。今回上演される『D ea r 』は、2021年5月に国分寺・天使館で行われたダンス現在vol.24『Dear 』の改訂版で、音楽家の角銅真実との協同作業だ。角銅は自ら演奏し、打楽器に限らず声・言葉、さまざまなモノたちも駆使した独自の音世界を生む。初演時には"Dear”という声を一般から募集し作品演出で使用した。
角銅真実|MANAMI KAKUDO (c)Chihiro Ichinose
このたび小暮がソロ活動10周年を記念し、BankART Stationで『D ea r 』として改訂する舞台は、多才を発揮してきた俊英の集成に違いない。そして今後の新たな道への出発点ともなろう。記念碑的公演になることは必至だけに、見逃す手はあるまい。

■小暮香帆 コメント

今回のソロ公演『D ea r 』を迎えるにあたり、気付けばあっという間に10年の月日が経っていました。これまであらゆる刺激を与えて下さった人たちとの出会いや繋がりが血肉となり、今日も私は生きています。ダンスという表現を通して、一体人は何に心震え問うことができるのか。ささやかに大胆に、あらゆるベクトルに向けて発したいと思います。これまでの10年とこれからの10年、20年その先に向けて。現在多くの方のサポートのもと、クリエーションの日々にダイブしています。どうか多くの方に立ち会って頂けますよう。皆さまのご来場心よりお待ちしております。
文=高橋森彦

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