辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)&林翔太 舞
台『ネバー・ザ・シナー‐魅かれ合う
狂気‐』が開幕
本作は、 世界を震撼させた衝撃の「ローブとレオポルド事件」を題材に、ハリウッドの脚本家ジョン・ローガンが執筆した戯曲を舞台化した作品。これまでロンドンや韓国で上演され、大ヒットを記録した。今回は、日本を代表する脚本家・映画監督である君塚良一が舞台作品を初演出。リチャード・ローブ役を辰巳、ネイサン・レオポルド役を林が務める。
翔太とは今回、 初めてがっつりとお芝居をしましたが、優しさやふわふわしている部分がありつつ芯がものすごくしっかりした男だと感じました。ただ、この稽古に入る前は『恋人としてあり』と言っていましたが、 稽古をしてみたらナシかなと(笑)。 翔太は、優しさで包んでくれるような母性すら感じる人ですが、気づくと『あれ? 今、 手のひらで踊らされている?』という瞬間があるんです。最終的に尻に敷かれそうなイメージが強くなったので、(恋人は)やめておきます(笑)。
今回、僕たちはカンパニー一同、演劇をやるということに真摯に立ち向かってきました。この作品は実話をもとにしているため、(演出の)君塚良一さんを先頭に、いろいろなことを調べて、僕たちなりに勉強をしてこの作品に取り組みました。濃密な稽古の時間を経て、今、こうして皆さまの前で披露できたことが何よりも幸せです。千秋楽まで気を引き締めてお届けしたいと思います。
辰巳くんは、 ローブのように稽古中もずっとセクシーでした。自宅でも動画を観たりして、日々研究しているようで、 日を重ねるごとにどんどんセクシーになっていたので、僕はレオポルドとしてキュンキュンしながらお芝居をしていました。なので、恋人としても「あり」です(笑)。 頼りがいもあるので、世の女性から見ても恋人にしたい男性ではないでしょうか。
本作は、実在した事件を題材にしているので、もしかしたら心苦しくなるところもあるかもしれません。ですが、劇中にはローブとレオポルドの青春物語のような場面もありますし、観に来てくださった皆さんにエネルギーや元気を与えられる作品だと思います。そして、僕たちはセクシーな部分もどんどん出していきたいと思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです。
SPICE
SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。