正式タイトルは「鹿の王 ユナと約束の旅」に決定

正式タイトルは「鹿の王 ユナと約束の旅」に決定

「鹿の王」声優に堤真一×竹内涼真×
杏 9月10日公開、特報&ティザービ
ジュアル披露

正式タイトルは「鹿の王 ユナと約束の旅」に決定(c)2021「鹿の王」製作委員会 上橋菜穂子氏の人気ファンタジー小説をアニメーション映画化する「鹿の王」の正式タイトルが「鹿の王 ユナと約束の旅」に決定し、堤真一、竹内涼真、杏が声優として参加していることがわかった。約1年の公開延期を経て、新公開日は9月10日に決定。あわせて、特報(https://youtu.be/pSzQoP9Yt2Y)とティザービジュアルもお披露目された。
 原作は、2015年の本屋大賞と第4回日本医療小説大賞を受賞し、シリーズ累計発行部数220万部を突破したベストセラー小説「鹿の王」。映画版では、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「君の名は。」の作画監督で知られる安藤雅司が初監督に挑み、キャラクターデザインと作画監督も担う。「千と千尋の神隠し」で巨匠・宮崎駿の監督助手を務めた宮地昌幸が共同監督、「ハイキュー!!」シリーズや「僕だけがいない街」など人気アニメを手掛けてきた岸本卓が脚本、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「PSYCHO-PASS サイコパス」のProduction I.Gがアニメ制作を担当した。
 物語の舞台は、強大な帝国が支配する世界。最強の騎士団「独角」の最後の頭であったヴァンは、強大な帝国・東乎瑠(ツオル)を相手に戦ったが敗れ、奴隷となり岩塩鉱に囚われていた。ある夜、ひと群れの不思議な山犬たちが岩塩鉱を襲い、死に至る謎の病「黒狼熱(ミツツァル)」が発生。山犬に噛まれながらも生き残り、脱走したヴァンは、幼い少女ユナと出会う。一方、東乎瑠の民だけが病にかかるという噂が広がる王幡領では、天才医師ホッサルが、懸命に治療法を探していた。孤高の戦士と抗体を求める天才医師――出会うはずのなかったふたりは旅に出る。
(c)2021「鹿の王」製作委員会堤は本作で声優に初挑戦し、孤独な戦士ヴァンを演じる。竹内は、東乎瑠の支配階層に名をとどろかせる天才的な医術師・ホッサル役で、初のアニメ映画の声優に挑む。杏は、故郷のために帝国に従い、ヴァンを追う謎の女戦士サエに扮した。堤の声をおさめた特報では、世界を侵食する謎の病と闘う壮大な物語の一端を活写。ティザービジュアルは、血の繋がらない“父娘”であるヴァンとユナ、「それでも、生きていく――」という力強いコピーが切り取られている。
「鹿の王 ユナと約束の旅」は、9月10日に全国で公開される。声優キャスト陣のコメントは、以下の通り。
【堤真一】
 実は、このお話をいただく前に、すでに原作を読んでいて、この壮大な世界観が大好きでした。実写化は難しいだろうと想像していたので、こうやって関われたことが嬉しく、また、ご縁を感じましたね。アニメの声優は初めての経験で、慣れないことばかりで本当に難しかったです。ご迷惑をおかけしました。物語は壮大なファンタジーですが、その中にリアルな部分もあるので、フィクションでありノンフィクションでもあるような内容だと思います。私が演じたヴァンの運命は様々な出会いがあって動き出していきます。ユナとの出会いで息を吹き返し、愛情や感情を取り戻し、人のために生きる事の大切さを教えてくれるキャラクターだと思います。原作がお好きな方も、読んだ事のない方にも楽しんでいただける作品です。是非、ご覧下さい。
【竹内涼真】
 原作を読んだ時、頭に風景が浮かんできてすぐに物語に入り込んでしまいました。僕の演じるホッサルは気持ちに一本筋が通っているので、何をして何を救いたいのか、その気持ちに感情移入しやすかったです。アニメーションの声優は初めてだったので、自分の声で大丈夫かな? とドキドキする気持ちもありましたが、ホッサルのカッコいいビジュアルに負けないように声を作って演じることを意識しました。原作のキャラクターそれぞれの持ち味が素敵なので、アニメ化された時のセリフやビジュアル、映像などすごい迫力になっていると思います。「鹿の王」の壮大でファンタジーな世界観が皆様のもとに届くことが今から楽しみです。
【杏】
 上橋先生とは以前、まさに「鹿の王」で対談させていただき、その際にこの作品にかける情熱やこだわりをお伺いしたこともあり、私がキャスティングされた時は、とても嬉しかったけれど、まずは上橋先生がどう思うだろう、と上橋先生にお電話をして「本当に私で良いんですか!?」とお聞きしました。幸い、喜んでいただけてホッとしました。サエは孤独な狩人の役で、戦闘のシーンも多く、声だけとはいえ実際に殺陣を習うように動きの指示を受けて録音しました。2年前の収録段階では、まだ映像が完成していない状態でしたので、私も出来上がりを楽しみにしております。この作品は、謎の病が流行し、それに立ち向かう人々の物語です。奇しくも、今の世情とも通じる部分が多い中、ファンタジーの世界を通して、私たちへのメッセージが込められているような気がします。

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