華原朋美フルオーケストラと一夜限定
ライブ!「DEPARTURES」披露も

1956年に創立した伝統ある京都市交響楽団と、ヴォーカリストとのコラボレーションによる「シンフォニック・エヴォリューション」は、過去JUJUSalyu加藤ミリヤらが出演し、壮大なパフォーマンスを繰り広げてきた人気シリーズ。クラシック専用会場である京都コンサートホールには満員の観衆が詰めかけた。
二部構成で行われたコンサートは、西日本最大のパイプオルガンの演奏をバックに『アメイジング・グレイス』で幕を開けた。「このような(クラシック専用の)場所でオーケストラの皆さんとコンサートが出来るなんて光栄です。今日の特別なステージを本当にワクワクしています」と、意気込みを語った。

自身のヒット曲はもちろん、ロングセールスを続けているカバーアルバム『MEMORIES〜Kahara Covres〜』から選曲された楽曲にシンフォニックアレンジが施され、次々と披露される。第一部は、小編成でのアレンジで、繊細なオーケストラの音色に華原の歌声が華を添えた。「オーケストラとのステージは、大草原に立って歌っているようです」と話し、『たのしく たのしく やさしくね』では感極まる一面も。 続く第二部では、『I BELIEVE』『やさしさで溢れるように』など、大編成で送るステージ。本編のラストでは名曲『I’m proud』を披露し、感動的な締めくくりを迎えた。鳴り止まぬアンコールに応えて再びステージに登場した華原朋美は、『DEPARTURES』を披露。壮大なオーケストラとの共演に「感情をむき出しに歌っているので、最前列の方は私の表情が凄すぎて、見ていて具合悪くなってないですか?(笑)」と、おどける場面も見せた。
会場には鳴り止まない拍手が響く中、この日のラストソングは第一部でも披露した『LOVE IS ALL MUSIC』。最大編成のフルオーケストラがメロディを奏で、華原朋美の圧巻の歌声でステージの幕を閉じた。アンコール含む全14曲の演奏が終了すると会場は一夜限りのスペシャルステージに客席には感動に包み込まれ、涙するファン姿も見受けられた。
ロングセールを続けるカバーアルバムを引っさげ、今年9月から全14都市にわたる全国ツアー「TOMOMI KAHARA 2014〜MEMORIES〜」を開催予定。アーティストとして魅力を増す彼女の今後の活躍に目が離せない!

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