「RAB(リアルアキバボーイズ)」ワ
ンマンライブ『-SUPER FRESH BAND L
IVE-』有観客&オンライン配信 公式
レポ到着 RAB史上初バンド×ダンスラ
イブで重大十大発表を公開

レペゼン秋葉原のアニソンダンスパフォーマー「RAB(リアルアキバボーイズ) 「※以下RABと略」のワンマンライブ『THE REAL AKIBA BOYZ ONEMAN LIVE-SUPER FRESH BAND LIVE-』が7月25日(土)に東京キネマ倶楽部にて、有観客&オンライン生配信で開催された。そして、彼らの今後の活動について「14周年に邁進する新たなる重大十大発表」が公開された。以下、公式レポートを引用する。

オタクダンサーチームとして、ニコニコ動画・YouTub・Instagramなどの動画投稿サイトに投稿した踊ってみた動画は軒並み数十万再生以上を連発する、アニソンでブレイクダンスを踊るエンターテインメント集団RAB。現在ではTVへの出演やCMへの出演、またアニソン大型フェスなどにも数々の出演をこなし、ダンスの表現の限界へ挑戦し続けている。
今年の彼らは、「RAB初の生バンドワンマンライブ」として、大正ロマンの洋館的な雰囲気が漂う”東京キネマ倶楽部”でのライブを開催。現地やオンライン視聴、そしてYoutubeを含め3000人の「保護者」(※RABのファンの総称)が見守る中、どのようなダンスエンターテイメントを届けてくれるのか。
RABにとっては初の試みとなる生バンドでのワンマンライブ。通常、ブレイクダンスやダンスパフォーマンスのライブは、楽曲をオケとして事前に準備し、当日の進行、つまりはプログラムを固めていくことがほとんどである。バンドが奏でる生演奏に合わせてパフォーマンスをすることはかなり難しく、RABにとっても挑戦的なワンマンライブである。
写真/AYATO.
幕が開けるとゲストバンド「二人目のジャイアン」によるジャジーな出囃子から、バッカーノの「Gun's &Roses」のイントロが聞こえ、RABによるパフォーマンスが始まった。生バンドならではの魅せ方の1つとして非常に渋くクルー!
会場では、RABのファンである保護者が、新しい生活様式に則ったライブ参加の中で歓声を上げる事が出来ないながらも、思い思いのライトの色でRABを見守る。
写真/AYATO.
オンライン配信でワンマンライブを見守る、保護者のコメントからは「注目したいところが多くて目が足りない」といった嬉しい悲鳴が連投され、待ち望んでいたファンの心を開幕からたったの一曲で掴んでいった。
「おまたせしました保護者のみんなー!!!!!!!!」
赤、黒、青、緑、白、水、オレンジ、メンバーカラーのチェックのネルシャツを、履き込んだジーンズの中に入れ、その格好は2000年初頭の「電車男」のようなアキバファッションにもみえるが、1950年の「ロカビリー」な雰囲気もどこか漂わせる。RABメンバーが会場とオンライン配信で見届ける、保護者達を元気良く出迎えた。
写真/AYATO.
開幕パフォーマンスを終え、「ようこそジャパリパークへ」「おジャ魔女カーニバル!!」といった、アニメソングはもちろん、HIPHOPの定番、「JUST BEGUN」でのパフォーマンスもあり、自分たちの2つのバックボーンを体現していく。
RABの振り付けは、「歌詞を元にした演劇性」「ブレイクダンスのスキル」「MADなどのインターネットミーム」などが絶妙に組み合わさっていることが観客を飽きさせない、この3曲は、この全てをわかりやすく観ることができた。
写真/AYATO.
音楽を取り扱うタイプの二次創作カルチャーは、使用した楽曲ではなく、演者自体にファンがいるかどうかで、評価がまるで違うが、RABは圧倒的にメンバーのファンが多く、コメント欄にも「どの曲で踊ったか」ではなく「どのメンバーがなにをやった」というコメントが圧倒的であり、取り扱うコンテンツの先にいるメンバーたちのファンの多さを感じた。
写真/AYATO.
ステージが暗転し、メンバーによる転換MCへ、けいたんから今回のライブ配信のチケット販売が1000人を超えた事が伝えられる「150万くらい赤字かと思ったらまさかの売り切れで再販!」との嬉しい誤算も報告され、DRAGONからは、このご時世で開催できないかもしれない、そんな不安の中、無事にワンマンライブが開催されたことへの「ありがとうございます!!」が大きく伝えられた。
RABのメンバーによる演者紹介の後、彼らとゆかりのあるゲストシンガーとして「田口華有」が登場。
「田口華有」は、群馬県出身の声優兼シンガーであり、RABのメンバーとはよく共演した中ですと、メンバーから語られた。ここからはRABメンバーと、そして「二人目のジャイアン」、「田口華有」によるパフォーマンスが始まる。ツインボーカルに加え、生演奏、そしてダンスパフォーマンスといった、「どこを切り取っても楽しいライブ」である。
写真/AYATO.
続いて、ポケモンの最新OP「1・2・3」、初代OP「めざせポケモンマスター!」、妖怪ウォッチED「ようかい体操第一」と、二世代に伝わる曲とコミカルなパフォーマンスで、面白さと、親しみやすさを追求した内容になっていた。
写真/うがい かな
写真/AYATO.
その後、「チカっとチカ千花っ♡」「白日」などの演目の後、彼らのYouTUbeチャンネルのトップにもなっている、「創聖のアクエリオン」を始め、「Flyers」「千本桜」と続いていく。
その後のMCでは「千本桜」は初だしであり、振り付けができたのが三日前と話していたが、今回のライブの中には初出しの演目がかなりの数があった。
写真/うがい かな
MC中に「#RABバンドライブ2020」 がハッシュタグトレンドを記録したとメンバーからの報告が。そ「田口華有」の歌うボーカロイド楽曲を中心に披露
「ロキ」「脳漿炸裂ガール」「ありふれたせかいせいふく」の3曲で、うたってみたと踊ってみたのまさにニコニコ動画から派生し発展していったカルチャーが、大きな舞台でまた結びつくような、感慨深い内容であった。
写真/AYATO.
その後、彼らのオリジナル楽曲「オタクのぴえん」でのコント的な演出でファンに笑いを届け、舞台は一度暗転。先程までの笑える演目から一転して静かな雰囲気が会場を漂う。
そして「二人目のジャイアン」MasaによるMCが始まる。
「奇跡な瞬間ちょっと足りてないと思いませんか、誰かが何かが足りてないよね。彼は言った、僕はちょっと休んでいたから、迷惑を掛けていたかもしれない、だから頑張るんだ!まるで、夜が開けるように今日がその日にしようぜ、行こうぜ最前線まで。DAYBREAK FRONTLINE」その声とともに、黄色のネルシャツのメンバーを中心にRAB8人が登場。
写真/AYATO.
そう、体調不良で活動休止していたRABのメンバー「ムラトミ」の復活の瞬間であった。RABだけでなく、ゲスト、そして多くの保護者に迎えられた「ムラトミ」の登場に配信コメントは「泣いてる」弾幕が。
写真/AYATO.
そして、ステージ上は「役者が全て揃った」と言わんばかりのクライマックスを迎える。
前述の「二人目のジャイアン」とのコラボ動画でも公開された「Get wild」、そしてムラトミがメンバーを務めるユニットSalt Communicationもステージ上に登場。 「Straight Up」「ココロオドル」を熱唱し。そして「めくるめく」「ムーンライト伝説」と続き、「二人目のジャイアン」のオリジナル楽曲「GO&FUN」では本日限定の掛け合いも生まれた。
写真/うがい かな
写真/AYATO.

そして「ムラトミ」の復活を改めて発表し、彼らの代表的な演目「Loser」からたたみ掛けるようにフィナーレに向けて「君じゃなきゃダメみたい」「青空のラプソディ」「前前前世」「シュガーソングとビターステップ」と、数々の名曲によるライブが披露される。
写真/AYATO.
写真/AYATO.
そして最後、彼らは結成当初の苦悩として、オタクの踊ってみたとブレイクダンスの融合を受け入れてもらえず、つらい日々を過ごしたが、今はこんなにもたくさんの人が応援してくれていると感謝の言葉を伝え、最後に使う曲を大きく叫んだ。
「ハレ晴レユカイ!!!」
まさにこのライブは、ある晴れた日のこと、魔法以上に愉快なダンスパフォーマンスで舞台は幕を閉じた。
写真/AYATO.
写真/AYATO.
そしてライブの終了後、「14周年に邁進する新たなる重大十大発表!!」として、新イベント・ライブ発表/ RAB単独イベント開催 / RABメンバーによるソロワンマン /テレビアニメ「ジビエート」コラボレーション動画 /などなど、今後のRABのスケジュールが発表され、SNSや配信のコメント欄は大きな喜びの声で湧き上がった。
写真/AYATO.

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