1年8ヵ月ぶりとなるlynch.の
ニューアルバム
『ULTIMA』が完成! 
5人が作り上げた
“現時点での「究極」”を収めた
待望の最新作、その魅力に迫る

多くのファンが待ちわびていたであろうlynch.の最新フルアルバムが完成した。前作アルバム『XIII』から1年8ヵ月という時を経て届けられるこの作品に冠されたのは“究極”を意味する『ULTIMA』。葉月が“現時点での”という言葉を添えたうえでの究極の作品は、今この瞬間のlynch.の魅力を色濃く映し出し、これからの彼らの更なる飛躍を予感させる1枚となっている。珠玉の12曲が絶妙なバランスで展開していく最新作を、まずはじっくりと心ゆくまで堪能していただきたい。現在、15周年の只中にある彼らが、「act」と題して精力的に展開している数々の活動を華やかに彩るであろうこの作品について、ヴォーカルの葉月にじっくりと話を聞いた。

絶対的なものをぶつけられるバンドに

――アルバム、圧巻の仕上がりでした。
葉月:ありがとうございます。めちゃくちゃしんどかったですけど、やっと終わりました。

――作詞がかなり大変そうでしたが、大丈夫でしたか?
葉月:大丈夫じゃなかったです(笑)。1月は丸々、歌録りをしながら作詞をしていましたからね。僕は、シャウトはエンジニアを通さずに自分で録るので、エンジニアとのメロディー部分のレコーディングが終わった後も、シャウトがてんこ盛りで残っていて。しかも、シャウトの歌詞ってすごく書きにくいんですよ。普通のメロディーと同じようには書けなくて、この語感だとこの音が出ないとか色々制限があるんです。今回シャウトが多いので、しまったなーと思って(笑)。

――今回、時間がかかったのはなぜだったんでしょう?
葉月:単純に作業量が多かったのかなと思うんです。『XIII』に比べると随分早く全部の曲ができていたし、今までよりも余裕がある状態でスタートできたはずなんですけどね。しかも終わるときはヌルっと終わるんですよ。「あ、終わったのかな…?」と思ったら、「じゃあ〇日に取材です」と言われるので、「やったー!」という感じではなく徐々にという感じなんです。

――もっと盛大に、めでたい感じで終わるのかと思っていました。
葉月:そういうことは、なかなかないんですよ(笑)。

――さて、今回のアルバムはちょっと含みのあるタイトルですね。
葉月:『ULTIMA』というのは“最後の”という意味らしいんですけど、僕が付けたときのイメージとしては“究極の”を意味する「ULTIMATE」の略くらいのつもりでいたんです。だから全然深い意味はないし、これが最後とか、これが究極でこれ以上のものは出せないという訳では全くなくて、単純に語感とイメージしていた世界観からですね。タイトルが決まったのはかなり後でした。制作が始まった段階で「近未来的要素を取り入れてみよう」とメンバーにL

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Vif

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